> 納得できる葬儀を実現できる世の中にしたい!!という信念の元、日々悪戦苦闘しています。
(2012年01月07日)
あけましておめでとうございます
日本列島全体で寒い日が続いていますね。
入院している家族に付き添われて
病院で年末年始を過ごされた方も多くいらっしゃることと思います。
私たちの相談対応は24時間365日休まずに続けており、
「大変なお仕事ですね」とよく言われるのですが、
私たちの電話の向うには、仕事や看病をしながら
ご家族へのあたたかな気持ちをもつ相談者の方がいて、
もう一方には、とにかくご家族に安心していただけるようにと
一生懸命に提案や説明をし、
心をこめて対応してくださる葬儀社の担当者さんがいます。
ですから、私たちは両方の皆様の力をいただきながら、
電話に向かっているのです。
年末に忙しい仕事の途中で
お父様の四十九日の供養の相談をくださった20代の息子さん。
義理のお父様の葬儀を一生懸命に準備された30代の息子さん。
お父様の葬儀で100人を超える会葬者の皆様に
ひとりひとり挨拶をしながら献花のお花を渡された娘さん。
「父は葬儀のことをまだ考えたくないと言うので、
私がこれも親孝行と思って母をあたたかく送る準備をします!」と
おっしゃった長女さん。
たくさんの相談者一人ひとりのお気持ちを丁寧に伺い
最善のサポートができますよう
今年もスタッフ一同、がんばってまいります。
ご家族の皆様も、疲れと寒さと心配で体調を崩されませんように、
どうぞ、気をつけてお過ごしくださいませ。
(2011年11月08日)
若い方からのご相談を多くいただいています。
二十代で親ごさんの葬儀をしなければ
いけない状況はどんなにか大変なことでしょうか。
何からしたらいいのか、まったくわかりません
という緊張したお声に
私たちスタッフは、まず最もシンプルなかたちで、
病院などからの搬送、安置、安置場所から
火葬場への搬送、火葬という流れをお伝えします。
必要なものは、棺、骨壷、搬送のためのシーツ、
ご遺体の処置とドライアイス(ご遺体を冷やします)など、
役所への死亡届の提出や火葬場予約なども含め、
葬儀社さんには必要なものごとすべての
手配をしてもらいます。
これが直葬(火葬のみ行う)という葬儀ですが、
これをきちんと行うのに、約20万円くらいは
準備が必要です。
火葬料が地域によって大きく違ってきますので、
亡くなられた方の住民票がどこにあるかを
私たちもお聞きしますが、住民票のある町が
公営の火葬場を持っている場合には、
たいていは市民料金で火葬ができます。
火葬料が無料、あるいは数千円の地域もありますし、
東京23区のように、民間斎場で59,000円もかかる
地域もあります。それらを含めて、必要な費用や
葬儀の流れをご説明しています。
また、火葬のみではなく、自宅でお別れしたい、
葬儀を行いたいなどのご要望があれば、
必要なものを加えていけば、
そのようにすることもできます。
早く葬儀社を決めなければと、
不安と焦りでいっぱいだと思いますが、
・どのようなことが可能なのか
・何を決めなければいけないのか
・費用はどのくらいかかるのか
整理や確認をするためにも、まず一度、ご相談ください。
病院紹介の葬儀社さんや、親戚の勧める互助会など
に安易にお願いしてしまうと
あとで高額な費用がかかるとわかっても
葬儀社を変えることなども非常にむずかしくなります。
事故に合われた場合など、警察に対応いただくことも
ありますがそういう場合のご遺体のお迎えなども、
きちんと対応ができて、ご家族が安心して相談できる
葬儀社の担当者さんも紹介しています。
また、経済状況によっては役所と相談できる場合など
もありますので、とにかく大変な時には、
ひとりで背負いこまずに、ほかの人の助けを
借りていいのだと、気持ちを強くもってくださいね。
私たちスタッフは、落ち着いた声でご説明しますが、
心の中では「つらいでしょうけれど、がんばって!」と
祈るような気持ちでお話しています。
大矢
(2011年10月17日)
今、日本では様々な葬儀の形が言われています。
以前はタブー視されていた葬儀が世に出ることが多くなり、
日本人の葬儀の価値観はこれまでにないスピードと
勢いで変わりつつあります。
葬儀の際は都心を中心に家族が亡くなった方に
触れることは少なくなり、葬儀社に任せれば
初七日まであっという間に過ぎてしまいます。
形式もホテルのような葬儀式場や、豪華な祭壇、
火葬のみの直葬や家族数人で行う形などさまざまになりました。
どのような形であれそこに亡くなった方を
思う気持ちがあれば素敵な姿だと思います。
ただ、生きるもののことばかりで亡くなった方への
想いがない葬儀はそのお式が立派であってもどこか
寂しいものを感じ、この寂しさはなんなんだろうか。
葬儀をなぜ行うのかがわかればもっと最後の
お別れを大切にできる社会になるのだろうか。
そのために自分ができることはなんだろうか。
そんな考えがいつも自分の中にありました。
話は飛びますが先日、DVDをレンタルし『マザーテレサ』
(2003年 イタリア=イギリス)を鑑賞しました。
![マザー・テレサ デラックス版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21XJ8KB932L._SL160_.jpg)
マザー・テレサ デラックス版 [DVD]
~~~~~~あらすじ引用~~~~~~~~~~~
1946年、インドのカルカッタ。
カトリック修道院内の女子校で教鞭をとっていた
マザー・テレサは、イスラム教徒とヒンズー教徒の
抗争で負傷したインド人を助けたことで、修道院長と
対立してしまう。
しかし「自分の居場所は修道院でなく、
貧しい人々の中」と考えるようになったマザーは、
一人で街に出て人々に救いの手を差し伸べる。
やがてマザーは自分の信念に従って自由に活動できるよう
「神の愛の宣教者会」を設立。
しかし心強い協力者を得る一方、
スキャンダルにも巻き込まれてしまう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マザーテレサに関しては、恥ずかしくながら
ぼんやりとしたイメージしか持っておらず、
この映画でどんな方だったのかを初めて知りました。
映画の感想を書けば長くなってしまうので
特に印象に残ったこととして彼女が活動の中で
「死を待つ人々の家」というホスピスを設置した
シーンには深く考えさせられました。
カルカッタの中でも貧困層が暮らす町には飢えに喘ぐ人が
たくさんいて、路上で亡くなる方も大勢いたようです。
その中でテレサは
「せめても最期は綺麗な体で屋根のある場所で」
そう言って他宗教であるヒンズー教の廃寺院を借りて
身内もおらず、貧困や病気から路上で死を待つしかない人の
最期を看取るための施設を設立しました。
「死に際にカトリックに改宗させる気だ」、と近隣からは
反対運動がおこりましたがテレサはヒンズー教の方は
ヒンズー教式でイスラム教徒はイスラム教式で看取り、
近隣の信頼も得ていきます。
どんな人であっても屋根のある穏やかな場所で
丁寧に体を拭いてその人を尊重して看取る。
そんなテレサの姿勢に
葬儀をなぜ行うのか
の1つの答えがあるように思いました。
また、マザーテレサは昭和56年4月22日に来日し、
1週間日本に滞在しました。
高度経済成長期を終えた、日本を見た彼女は
「物質的な貧しさに比べ、心の貧しさは深刻です。
心の貧しさこそ、一切れのパンの飢えよりも、
もっともっと貧しいことだと思います。
日本のみなさん、豊かさの中で貧しさを忘れないでください。
豊かそうに見えるこの日本で、心の飢えはないでしょうか」
と訴えかけました。
映画の中では十分な食料もなく、テレサが市場を回って
集めた食料を育ち盛りの子供たちに配ったり、
路上で眠る人、そのまま亡くなる人、
病気に喘ぐ子供を医者に見てもらえない母親など
不足だらけの状況が映されていました。
そんなインドの葬儀について調べたところ、
最期は決して豪華ではないけれど皆で宗教者と共に
宗派にのっとった祈りを捧げてその人の最期を看取るそうです。
亡くなった人を主体とし、その人を偲び、大変でも
危篤になれば祈りを捧げ、なくなれば皆で体を清め、
綺麗な服に着替えさせてあげる習慣があるといいます。
物もお金もないカルカッタに生きる人々と
テレサが言った
「せめても最期は綺麗な体で屋根のある場所で」
「豊かさの中の貧しさ」
は1つの考えを見出させてくれました。
効率や見ためで判断していくと知らない間に
本当は大切なものまで排除してしまっているかもしれません。
気がつけばなんのために葬儀をしているのかわからない、
気持ちが置いてけぼりのお式になっている、
そうなってはたった1度のお別れですのに、
とても寂しく思います。
亡くなった方への想いをこめてその時できる限りの
お別れを行うことは、人としてとても大切なことで
それは守るべき想い、文化なのではないでしょうか。
そして亡くなった方や周囲に感謝できる葬儀を行うことで
物質が豊かなだけでなく、心も豊かな社会になって
いくのではないかと思います。
そんなお葬儀が1件でも多く行われるよう
当センターではみなさまの葬儀についてのお考えを
一緒に整理整頓させていただき、その方、そのご家族に
適した葬儀内容、式場、葬儀者を提案させていただきます。
お気持ちに沿ったお葬儀を行なっていただけますよう
24時間365日で当センターはみなさまからの
ご相談をお待ちしております。
池邊
(2011年09月07日)
ドキュメンタリー映画「かすかな光へ」を見ました。
93歳の教育研究家の太田堯さんの生きてきた道と
今も続く、学ぶことへの研究と活動が描かれたものです。
太田さんは東京大学教授、
都留文科大学学長を歴任した方で
今も幼児から大人まで、さまざまな年代の方に
向けて語り子供の育つ場を作る活動でも
努力していらっしゃる現役の研究家です。
太田さんは教育というのは上から押し付けるものでなく
他者やあらゆる自然、事物とのかかわりの中で、
自らが自分自身を創り出していくものだと言います。
「かすかな光へと歩む」という本のなかで
ひとつの歌が紹介されていました。
おのずから満ちくるありてをさな児は
手を振り払ひ歩みそめにき
穴澤芳江(大岡信著/「新折々のうた8」所収)
小さな子が、ひとりでに自分でたちあがる力がわいてきて
助ける手をふりはらって歩み始める姿を詠んだものです。
お子さんを育てた方、身近に小さな子が
いらっしゃる方にはそうだ、とすぐにわかる姿だと
思いますが、ふと、私たちが日々相談をお受けしている
相談者様たちのことが思い出されました。
葬儀のことは何もわかりません、と電話をいただいて、
お話を伺ったり、こちらから説明したりしているうちに
相談者様がご自分で歩きだすときがあると思ったのです。
そのタイミングは、おひとりおひとり違いますが、
お話を伺って、一緒に状況を整理していくうちに
皆さん、ひとりで歩きだされるのです。
そうしたら、あとはご自身で考えて進めて行かれます。
実は、最近は、あまり考えなくても、
全国一律というプランでいいや、
火葬だけでいいや、と思われる方が
増えているのではないかしら?と
心配になっていました。
でも、毎日、相談者様の家族へのあたたかな
気持ちを伺っていると私たちにできることは変わらず、
とにかく、おひとりおひとりと丁寧にお話を
させていただくこと、私たちもまた、
そうして歩いていくんだ、という気持ちがしてきます。
大矢
(2011年08月22日)
先日、古くからの友人(女性)と二人で
話していた時に、興味深い葬儀の体験を
聞いてので、本人に許可を得てご紹介いたします。
この夏、彼女は北陸のとある田舎で、
おじいちゃんの葬儀を行ったそうなのですが、
その時の葬儀社さんの対応があまり親切ではなく、
遺体の扱いに関しても、
あまり納得のいかないものだったそうです。
ラストメイク(死化粧)もしてもらったそうなのですが、
「全然、おじいちゃんらしい顔じゃない。
こんな顔で送り出すのは嫌だ」
と思ったそうです。
実際にどのようなメイクをしていたのか
見たわけではないので、葬儀社さんの対応について、
私から批評はできないのですが、
彼女から聞いた話で興味深いと感じたのは、
ただ文句を言うだけではなく、
通夜の晩に、自らおじいちゃんの死化粧を
やり直したというところ。
お通夜の後、式場に泊まりこんで
兄弟や姉妹でお酒を飲み、
おじいちゃんの顔をのぞきに
行ったそうなのですが、
「やっぱり、こんな顔じゃおじいちゃんらしくないよね」
「うん。全然らしくない」
「ねぇ、今から私たちでメイクしちゃわない?」
「しようしよう」
そんな話をして、部屋からメイク道具を持ってきて、
棺の蓋を空け、自分たちでメイクをし直したそうなのです。
「ほら。絶対この方が良い。おじいちゃんらしい」
「うんうん。絶対良い。写真の顔にもこの方が近いよ」
そうして、満足して夜を明かし、翌朝、
告別式の日に故人の顔を見た他の家族は、
「あら。おじいちゃん、昨日よりもずいぶん
顔色が良いんじゃない?
何か良いことでもあったのかしら?」
と驚いていたそうです。
葬儀サポートセンターの仕事をしていると、
葬儀社の対応への不満については
色々なところで耳にします。
ただ、今回の友人の話のように、
「じゃあ、自分たちでできることをしよう」
というように、できることを考えるという
話はなかなか聞きません。
もちろん、全員が自分でメイクを
するべきとは思いませんし、
葬儀社にしかできないことは
葬儀社がしっかり対応するべきと思います。
でも、葬儀社さんに任せるだけではなく、
自分たちはどうしたいのか、
何ができるのかということを考える。
家族がそれを考えることはすごく大切だし、
そうすることで一人ひとりがより納得の
いくお別れができるんだと、
友人の話から学ばせてもらいました。
この文章を読んでいる中で、葬儀について
お考えの方もいらっしゃると思います。
どの葬儀社を選べば安心できるのか
ということはもちろん大切です。
でもそれだけでなく、最後にどんなお別れを
すれば自分たちは納得ができるのか、
自分たち自身でいったい何ができるのか、
何をしてあげたいのか、そんなことを
改めて考えてみるのも良いかもしれません。
小笠原
(2011年07月09日)
対面相談をされ、葬儀を終えられた相談者様から
お礼と励ましのメールをいただきましたので
ご紹介させていただきます。
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私は5月初めにそちらに伺って大矢さんに
対面相談をして頂きお世話になった
〇〇区の☆☆と申します。
当時3社紹介した頂き、前もって
□□葬祭社さんに決めました。
入退院を繰り返し遂に7月1日に息を引き取った父です。
すぐに□□の■■さんに連絡をして対応して頂きました。
担当の■■さんにはとても丁寧に誠実に私達に寄り添い、
葬儀を滞りなく執り行って下さいました。
親戚の叔父達も■■さんの対応を褒めておりました。
そんな満足のいく葬儀ができたのはひとえに大矢さんが
いらっしゃったからこそと大変感謝しており、
こうしてメールしている仕第です。
ありがとうございました。
アンケートなど書いた事のない私ですが、
満足のいく葬儀が出来、大矢さんにお世話になったお礼を
是非させていただきたく、そしてお葬式をどうしようかと
迷っている方達にサポートセンターの良さを知って
頂きたいと思い利用者の意見・感想に
加えて頂きたく思います。
今後とも大矢さんはじめ、みなさまご活躍されますように・・・
----------------------------------
対面相談後にいただいたお電話で、
「亡くなる時までなにもしないのは
出産するときに病院を探したり、
入学するのが決まって学校を探すようなもので、
最低限の準備が必要だと再認識できた」と
おっしゃっていたくらいすぐに葬儀の事前準備の
大切さをご理解いただけた相談者様です。
自分たちに必要なことを
的確に決めていかれる決断力をお持ちで、
むやみに葬儀社や業界を疑うのではなく、
ご自身で判断して、要望など必要なことは教えてくださり
信頼していただけたからこそ、
私たちも葬儀社さんも適切な対応ができたのだと思います。
そして、これから葬儀の準備をする方々のために、
また、私たちサポートセンターのために、と
すぐにメールをくださるくらい
お心遣いをしてくださる。本当にありがたく思います。
相談員が24時間、おひとりおひとりの声に耳を傾ける。
葬儀サポートセンターのこの基本は
9年目の今年も変えずにがんばります。
大矢
(2011年05月17日)
最近、対面相談をする相談者の方々から
「対面相談ができるのは自信があるからですね」と
言っていただくことが多くなりました。
葬儀のこともインターネットで調べる方が多くなる一方で
たくさんの情報がありすぎて
どれを信じていいのかわからない、
選べない、という声も多くいただきます。
そして、見積もりを取り寄せて
調べれば調べるほど、
結局は自分で判断するのは難しいとわかったと
対面相談にいらした方もいました。
ネット上には葬儀相談や紹介というサイトが
たくさんあるにもかかわらず
対面相談ができるところはほとんどないそうです。
私たちの対応方法は、電話でも対面相談でもほとんど変わらず
相談者様の状況やお考え、不安なことなどをお聞きし
状況を整理して、私たちができる情報提供と
その地域での葬儀の具体的な提案をします。
また、葬儀に重要で、相談者様が気づいてない点をお伝えして
家族で相談していただく、お寺に相談していただくことなども
アドバイスもします。
ですから、その場でお答えするという点でも
私たちの説明で安心いただけるか、という点でも
電話も対面相談も同じなのです。
先日、対面相談を終えた方に
すぐに葬儀社の紹介と事前の見積もりなどをしました。
お母様と相談しながら、葬儀社を選び
式場を検討し、と準備がスムーズに進みました。
そこまでは、どの相談者様とも進めることなのですが
いただいたお礼の電話にびっくりしました。
その相談者様は、事前準備の大切さがわかり
ご主人に話をしたところ
「まだ死んでもないのに」と言われたそうです。
でも、その時までなにもしないのは
出産するときに病院を探したり、
入学するのが決まって学校を探すようなもので、
最低限の準備として必要だと再認識できたとおっしゃるのです。
なにもわからないところから始まって
ここまでわかってほんとにそう思う。
まだ葬儀が終わってもないけど、
ほんとにありがとうございますとの言葉をいただきました。
たった1時間半の対面相談でこんなにもよく理解いただけるとは
なんてすばらしいことでしょうか。
私たちもまた、その言葉を新鮮な気持ちで受け止めました。
電話でも対面相談でも、こうしてご縁ができて
少しでもお役にたてることは
私たちスタッフ一同も、本当にうれしく思うのです。
大矢
(2011年03月06日)
春に結婚式を控えた孫に袱紗と風呂敷を贈りたい。
「袱紗と風呂敷は家の宝だから・・・」なんどもそう話す、
祖母を車に乗せ始めて袱紗と風呂敷を作りにデパートに向かいました。
祖母の世代には、家紋入りの風呂敷に嫁入り道具をまとめ
嫁ぎ先に向かう事が美徳のようですし、
祖母がその過程をあまりに嬉しそうに話すので重要な事だと
理解はしますが若い世代の私にはその価値が
いまいち伝わりません。
専門店に入っても、生地選びから家紋の入れ方まで揚々と
店員さんとお話する祖母を尻目に本当に必要なんだろうか・・・と
疑問ばかりが浮かびます。
また、お値段をみてびっくり・・・
縁起物ですので、値段はあってないような物だと
思いますがますます理解に苦しみます。
さらに、店員さんのお話しする専門的用語の数々
私が男性なので生地や裁縫に疎い事も手伝い、ますます
わからなくなる一方です。
ただ、一生懸命に説明してくださる店員さんの姿や
祖母の嬉しそうな横顔を見ていると
家紋入りの袱紗くらいは作っておこうかと少し思いました。
日々、葬儀のご相談をお受けする中
「お別れの時間」としての葬儀の価値をお話する事はあっても
「文化的価値」として葬儀を話す事はほとんどありません。
一通りの知識は持ち合わせていると思いますが
学んでも学んでも学び足りないのが葬儀
葬儀の相談をお受けする以上、文化的価値やその地域ならではの
風習もしっかりとお伝えできるようになりたいと強く思う
きっかけにもなりました。
何事も興味をもつことから始まり
相談業務は、時に相談者様に教えていただく
ようなこともあります。
様々なお考えに添って、ご相談が行えるよう
精進します。
寺田
(2010年12月23日)
年末らしい寒さになってまいりました。
今年を振り返ると相談者様に
納得のいくお葬儀をしていただくために
心を込めてお葬儀をされる葬儀社の方々の姿が
強く印象に残っています。
お母様を亡くされお電話くださった
相談者様がいらっしゃいました。
ご不安が大きく、慎重になっておられた方で
ご自宅でのお葬儀をご希望しているが
搬送だけでいい、とおっしゃられ、
葬儀社さんにまずはお迎えに行っていただきました。
担当者の方はご安置を終え、いろいろと
ご不安になられている点をお聞きになり、
長時間説明してくださったそうですが
一度はご縁をいただけませんでした。
しかし、来た道を半分ほど帰られたところで
相談者様より「おねがいしたい」とお電話がありました。
対応の内容を伺うと、
「ご依頼いただけなくても
該当者様を思うとドライアイス
だけはさせて欲しい」
とお願いして、費用をいただかず
処置されて帰られたそうです。
その、該当者様を心から思う
担当者の方のお気持ちが
相談者様の心に響いたのかもしれません。
ご依頼後も、湯灌の際に担当者の方が
先導してご家族で綺麗にされた
そうで、お風呂にみんなで
入れてあげられたことを
みなさんそれはそれは喜ばれたそうです。
長時間の対応の感謝をお伝えすると、
「いえ、お気持ちはわかりますから。
じっくり悩んでいただいていいんです」
と言われ、おくる気持ちを尊重されて、
温かい気持ちと眼差しでご家族様に
接せられてることが伝わってきました。
こういった葬儀社さんの
真摯な姿勢に私自身、いつも
「より、相談者様のお役にたてるよう努力しよう」
と背筋が伸びます。
来年も、
大切な方をきちんと送られたい方と、
葬儀社さんとのご縁を結ばせていただき、
納得のいくお別れをしていただけるよう
精進いたします。
池邊
(2010年11月19日)
万が一を迎えたときに「葬儀をいつ行うか?」
という判断をしなければなりません。
一昔前、自宅で葬儀をしていた時代は、
お経をあげてもらうお寺さんの都合を聞いて
日程が決まることも多かったです。
その後、葬儀会館での葬儀が増えるなかで、
式場の空き状況によって、日程を決めざるを得ない
という時代を迎えました。
特に、都内の場合は、利便性のよい火葬場に併設された式場
(臨海斎場、桐ケ谷斎場、町屋斎場、落合斎場など)を
希望される方が増えて、数日間日程を待つことも日常化しています。
本来、葬儀はいつすることがいいのでしょうか?
葬儀は「非日常」的なことであり、人は心理的に
早く「日常」に戻りたいという気持ちが生まれます。
また、ご遺体の状態を気遣って、葬儀を早くしなければ
という思いも生まれます。
一方で、数日間、日程を待った方の声を聞くと、
日程を待つことに最初は抵抗があったが、
悲しみを受け止める時間がゆったりとあって
結果として良かった。という声も聞かれます。
社会が多様な価値観を生むなかで、
唯一の価値観が正しいという概念は
過去のものとなりつつあります。
葬儀についても、多様化するなかで
「自分で選ぶ」「他の人の選んだことを尊重する」
という時代を迎えているのかもしれませんね。
(2010年11月16日)
「さっき父が亡くなりまして・・・」と
女性の方が新幹線の中からお電話くださいました。
埼玉の病院にてお父様がご逝去され、
遠方に嫁がれていたため、急いで
新幹線に飛び乗られた中でのご相談でした。
おそらく、私どもが運営している携帯電話の
ホームページをご覧いただいてお電話くださった
のだと思います。
お父様を亡くされた悲しみに浸る間もなく移動しながら
葬儀社を探す・・・という状況で勇気を出してお電話
くださったお気持ちを考えると、心を引き締めて
現在の状況や、ご希望をお伺いしました。
そして、相談者さまのご希望に沿え、
ご不安や疑問に誠意を持って
答えてくださる葬儀社さんをご紹介させていただき、
一度葬儀社さんとお話いただくことになりました。
その後、その葬儀社さんがお手伝いさせて
いただくことになり、式場も葬儀社さんが
迅速にご対応くださったおかげで相談者様が
ご希望されていた式場をお取りすることができました。
お式は滞りなく行われ、式後の葬儀社さんの
ご報告で、「最初の対応がすごく良かったので、
信頼してお任せできたということです。」
ということをお聞かせいただき、
相談者様とお父様のお別れに
少しでもお力になれたのだと思うと
本当に嬉しく、有り難い想いでした。
また、そのように言っていただけるような
対応やお式をしてくださった葬儀社さんが
やはり、素晴らしい葬儀社さんであると
改めて感じさせていただきました。
私共にお電話くださる方はみなさま、
何かしら不安や疑問をもたれた方だと思います。
また、まったく同じご相談はございません。
お一人お一人の状況や、該当者様への思い、
ご事情をお聞かせいただく中で、よりその方に
合ったお葬儀をしていただくためには、
安心してご相談いただける相談員である必要が
あると思います。
これからも今回のお声を励みとさせていただき、
より精進して参ります。
池邊
(2010年09月30日)
お葬儀は、亡くなった人を送る儀式のため
タブー視されており、持たれるイメージが
良いものではない場合が多いかと思います。
私も、その一人でした。
ですが、サポートセンターのスタッフとして
お葬儀の立会に行かせていただいた際のこと。
最後のお別れで会葬者のみなさんが
お棺に「ありがとう。ありがとう。」
と何度も言いながらお花を入れられるお姿を見て、
「人は、感謝の中で生かされているのだなぁ」
と感じました。
普段は、言葉にできなくても
心の奥底では思っていた気持ち。
改めて言うことはなくても
ずっと思っていた気持ち。
そんな、一人一人が持っている気持ちを
素直にまっすぐに伝えることができ、
またそうすることで、心に一つの区切りを
つけられる感謝の儀式なのかもしれない。
と思いました。
そして、何の心配もなく
「ありがとう」と言えるお式に
なるのは、黒子となって
行き届いたお式を施行してくださる
素晴らしいお葬儀社さんのお力
あってこそだと感じました。
サポートセンタースタッフとして、
今後も、心からの感謝の儀式を
執り行っていただけるよう、
サポートさせていただくために
精進したいと思う次第です。
池邊
(2010年09月28日)
記録的な暑さの夏がようやく過ぎました。
7月、8月は、ひとり暮らしの高齢者が
自宅で亡くなり警察の検案を
受けている間の相談が多くありました。
9月は、50代の方の逝去の相談が増えています。
ご旅行先での急逝なども何件かあり、
ご家族の慌てたお声に、とにかく安心いただけるよう
情報の提供や提案をさせていただきます。
かなり離れた地域での逝去の場合には、
搬送は現地の葬儀社さんにお願いする場合が多く、
隣接した県であれば、
自宅近くで葬儀をお願いする葬儀社さんを決めて
お迎えに行ってもらう場合などもあります。
飛行機を使っての搬送の場合には、
現地の空港でご遺体を乗せるまでを
現地の葬儀社さんにお願いし、
自宅近くでの空港へのお迎えから後を
こちらの葬儀社さんに依頼して引き継ぐ手配をします。
距離や状況、費用、ご家族の希望などで
検討いただきますが、急な逝去での
家族の動揺に乗じてわざと高い費用を
提案する葬儀社さんも多くあります。
そういう会社の場合には、
安置後にもなかなか帰らず
強引に、その場で契約をとろうとします。
慌てていらっしゃる時こそ、
まずは葬儀サポートセンターに相談いただくなど、
きちんと納得いただいたうえで、
搬送や安置をお決めください。
また、私たちがご紹介する良心的な葬儀社さんは
遠距離搬送の連携はもちろん、
自宅に安置してからも、
ご家族のお疲れ具合などもみながら
葬儀の相談や打合せ予定も決めていきます。
葬儀のことは日常の手配とは
違いますので何をどのように
話していいのか難しいのと思いますが
ご遺体の搬送は、荷物を宅急便で運ぶのとは違います。
ご家族がテキパキと即決なさる必要もありません。
大切な方の最後のお別れですから、
費用をかけるかどうかというようなことだけでなく、
まず、どのような気持ちでお別れなさりたいか、
を考えていただければと思います。
特に、50代の方の葬儀では
ご友人や知人の方も多くいらっしゃることが多いため
きちんとした相談ができることがとても大切です。
なにはさておき、夏の疲れが出る季節
どうぞ、体調を整えてお過ごしください。
大矢
(2010年08月19日)
「勇気を出して問い合わせて良かった」と
葬儀後のアンケートにお書きくださる方がいます。
お役に立てたことをとても嬉しく思う反面、
様々なご不安を抱えながら問い合わせをくださった心情に
我々のサポートがどれだけ寄り添うことができたかと
自問自答をしています。
お問い合わせいただく前に、いろいろな思いがあると思います。
・無料で葬儀社を紹介と書いているけど無料で大丈夫かな?
・お医者さんから覚悟しておいて欲しいと言われて
調べているが、まだ本人は闘病中・・・葬儀のことを
考えることは心情的に・・・でも調べないと・・・
・葬儀を調べることを他の人に知られるのは
ちょっと・・・
・へー、葬儀社を紹介するホームページがあるんだ
・一度問い合わせすると、どんどん営業される
ようなことはないよね
いろいろな思いを持って、お問い合わせを
くださっていると感じています。
これらの様々なご不安は、お一人お一人の実際の相談で
しか解消していただくことはできないと思っております。
お電話、メールとご都合のよい方法で結構ですので、
少しでもお考えをお聞かせください。
まずは我々の相談対応をご判断いただければと思います。岩
(2010年07月03日)
葬儀サポートセンターのサービスを開始して
はや7年が経過しました。
これまでにお受けしましたご相談は15000件以上になります。
葬儀業界では、「100人いれば100通りの葬儀がある」と
言われるほどお考えは様々です。
ご相談も、同じ相談などなく15000通りのご相談がございました。
・宗教のこと・供養のこと・家族のこと・費用のこと
相談者様の背景には、様々なご不安があり
様々なお考えがございます。
当センターでは、そのすべてを各相談スタッフが共有し
日々のご相談をお受けしています。
ご連絡をお取りしたスタッフが、ご相談者様の
過去のご相談を即座に把握し一番お考えに添えるアドバイスを
致します。
それらを可能にしますのが、相談者様から寄せられる期待と
相談のプロとしての自覚です。
私たちは、相談者様の家族の一員となり葬儀不安を
一緒に考える事をモットーとしています。
近年、大手企業の参入も相次ぎ
葬儀相談には、様々な憶測が飛び交います。
実際、実態の見えないNPO法人がご相談をお受けし
心ない葬儀社を紹介したり、
自覚のないスタッフが、葬儀費用の安価さや、
一番近くの葬儀社などの基準でご紹介され
相談者様のお考えに添うこと無く葬儀を終えられるケースも
あるとお聞きします。
本当の意味の「安心できる葬儀」とはなんでしょうか?
葬儀社の選択や、葬儀が、終えるまで解らない
くじ引きの様なもので合ってはなりません。
必ず、事前にすべてを把握できる糸口が事前にございます。
ぜひ、あなた様の目で、耳で、どの様な紹介機関がホンモノか
ご判断頂ければと思います。
相談のプロとして誇りを持ったスタッフが
確かな実績をもとに、自分なら、自分の家族なら
どの様に声を掛けるか真剣に考え、
そのお電話を24時間365日お受け致します。
葬儀サポートセンターフリーダイヤル
0120‐24‐0500(24時間・365日 無料)
(2010年06月24日)
ご葬儀に対して、悲しい、暗いというイメージをお持ち
の方も多いのではと思います。
確かにお身内の方が居なくなってしまうのですから、悲
しく辛いことだと思いますが、お式自体は暗いとは限り
ません。
今回はご葬儀の最中に拍手が沸き起こりました。
お寺様を呼ばない「無宗教葬」でのお別れでした。最近
では無宗教葬を執り行う方も増えてきており、その手法
も様々になってきています。
この日は、バイオリンの生演奏、蝋燭での献灯、そして
誕生日が間近だったので誕生日ケーキを用意して、電気
を消し、定番の曲にあわせて、お孫さんに蝋燭を吹き消
していただきました。
すると会葬者様からも拍手が沸き起こりました。
後でご相談者様にご挨拶をさせていただいたところ、本
当にいい葬儀社を紹介してくれて助かりました。
誕生日ケーキも葬儀社さんが提案してくれたんですよ、
とご満足いただけたご様子でした。
(2010年05月11日)
皆さんは、母の日に日頃の感謝を
しっかりと伝えましたか?
当センタースタッフも様々なカタチで
日頃の感謝を表したようです。
私は、深夜スタッフへの業務の引継ぎ中に
「今日が母の日であることを忘れないように」と
伝えられ慌てて一日遅れでしたが、お花を用意し
感謝の気持ちを伝えました。
お花屋さんに出向き感じた事がございます。
それは知ってるようで、実はあまり知らなかったお花の価格。
思いのほか高くて少し驚きました・・・。
普段、葬儀の現場で目にするお花も多くあり
改めて葬儀社さんとお花屋さんの努力を目にした
ように思いました。
お花の祭壇をお選びになる方が多く、
様々なアレンジを加えた祭壇を良く目にします。
また、相談者様からは具体的な品種の要望もあり
それに答える葬儀社さんやお花屋さんの姿も日常的です。
当たり前のように、葬儀には要望に応じた生花祭壇が用意され
喜びに満ちるご家族の姿と、誇らしく祭壇を見つめる
担当者さんの姿があります。
恥ずかしながら、お花の一本一本の価値を
深く考えた事がありませんでした。
祭壇には、ご家族の想いとそれを支える葬儀担当者さんの
想いが詰まっているからこそ
愛する人を送る最後の贈り物となるのでしょうね。
当センター相談フォームには
「花を多く飾りたい」との相談項目がございます。
必ず、想いに答える葬儀社さんをご紹介します。
遠慮なさらず想いをお伝え下さい。

(2010年03月19日)
葬儀サポートセンターのお葬式確認日記では、
日々の立会の中の一部のご葬儀に関する
レポートを発信していますが、
私たちが立会をしている意義にも関わる
「三現主義」について書かせていただきます。
本日のテレビ東京系「ルビコンの決断」という番組では、
商品に魂を入れろ!
~ユニ・チャーム快進撃の秘密~
というタイトルで、
生活消費財メーカー「ユニ・チャーム」社の特集をしていました。
(以下、番組ホームページより抜粋)
http://www.tv-tokyo.co.jp/rubicon/backnumber/100318.html
深刻なデフレ不況の中、好業績を続けている勝ち組企業、
ユニ・チャーム。今期(2010年3月期)も売り上げ、
利益ともに過去最高を更新する見込み。
なぜ、ユニ・チャームは強いのか、その秘密に迫る。
ユニ・チャームの躍進を支えているのが、
消費者のニーズを掘り起こし、それまでなかった新しい価値観を
商品にして送り出すマーケティング力。
たとえば、世界初のパンツ型はかせるオムツ「ムーニーマン」は、
オムツ交換を簡単にし、育児負担を軽減して大ヒット。
そして、大きくて見た目が悪く、一般向けには売れないと
考えられていた「超立体マスク」も、花粉症に苦しむ人のニーズを
とらえてマスク市場を拡大するほどのヒット商品となった。
そんなユニ・チャームが赤字覚悟で日本の高齢化社会に挑んだ
商品がある。大人用のパンツ型紙オムツだ。パンツ型紙オムツは、
立ち上がることができる人なら、自分ではきかえることができる。
「寝たきり高齢者ゼロを目指す」ための商品と位置づけ、
岡部高明(宇梶剛士)率いるマーケティング本部が動き始める。
岡部は部下の白井光比呂(河相我聞)と矢野香苗(杏さゆり)に
「商品が良いからといって売れるわけじゃない。
消費者に届くメッセージを探せ」と指示。
ところが、日本の介護の常識が大きな壁となって立ちふさがる・・・
果たしてどう乗り越えるのか!?
そこには、ユニ・チャーム好業績の秘密があった。
寝たきり介護にかかるご本人の申しわけないと思う気持ちや
介護をする家族の苦労は、日々の相談業務を通じても
耳にすることが多く、そのような介護世帯の方に向けた
「リハビリ用」という新しいコンセプトの紙おむつが
作られるまでの今回のお話は非常に興味深いものでした。
現在は、市場でシェアを誇っているこのリハビリ用紙おむつですが、
その背景にはユニ・チャームという会社が大事にしている、
「三現主義」という考え方があると、
番組の最後に紹介をされていました。
三現とは、以下の3つの言葉の頭文字を合わせたもの。
「現場」・・・商品またはサービスが生産、販売される場所
「現物」・・・商品またはサービスそのもの
「現実」・・・商品またはサービスにおける問題点
「現場」に足を運び、
「現物」を自分の五感でたしかめ、
「現実」を知って改善を図る。
その繰り返しから、お客様を本当に満足させられる商品を
提供できるようにしようという趣旨で、
製造業の会社で良く使われている言葉のようです。
製造業で使われる言葉のようですが、
上の文章では「サービス」という言葉を意識的に盛り込みました。
というのも、私たちが携わっている葬儀業のようなサービス業においても、
この「三現主義」という言葉は大変重要なものだからです。
葬儀サポートセンターでは、葬儀社のご紹介を
サービスの一部として提供しておりますが、
ご紹介を含めた私たちのサポートで
本当に満足をしてもらうには、
絶対に現場を知らなければなりません。
だからこそ、葬儀現場の立会いをさせてもらい、
改善点を見つければそれを葬儀社さんと共有をした上で、
よりよいサービス提供を目指すということを、
継続的に続けています。
「ルビコンの決断」の番組終盤のスタジオトークでは、
居酒屋「和民」の渡辺社長が三現主義の話しの流れの中で、
以下のようなことをおっしゃっていました。
「現場に行かなきゃ絶対に何も分からない。
うちでも介護の仕事をやっていますが、
実際に介護施設に行ってそこで知ることが全てなんですよ。
例えば、高齢者の方だったらお肉よりも
魚の方が好きなんだろうと思うじゃないですか?
でも、実際に一緒に食事をしてみると、
皆さんお肉の方が残さずに良く食べるんですよね。
お肉を食べる方の方が元気なんです。
これって、絶対に現場に出なきゃ分からないですよ。
だから、僕は週に1回は必ず現場に出るようにしています」
葬儀に関しても、やはり同じことが言えます。
「ご相談者様が本当に求めているものは何か?」という命題を
常に念頭に置きながら、目の前にいる一人ひとり、
そしてその先にいる数多くのご相談者様に喜んでいただけるため、
これからも一つ一つの現場で
しっかりと学ばせていただきたいと思います。
小笠原
(2009年11月25日)
アップル社の最高経営責任者として有名な
スティーブ・ジョブズ。
2005年、スタンフォード大学の卒業式に招かれて旅立つ学生に
向けて話した名スピーチを動画サイトで見ることができます。
葬儀に携わる仕事をしていると
「生と死」について、敏感にならざるを得ないのですが、
ジョブズがスピーチで、こんな言葉を語られていました。
「死はおそらく生が生んだ唯一無二の、最高の発明品」
Death is very likely the single best invention of Life.
「そして、生の変化を生み出す代理人である」
It is Life's change agent.
ガンを患い生還したジョブズだからこその重い言葉であり
その重みをどれほど理解できるか自信がないですが、
限りある生をどう生きるかをあらためて問いかけられる言葉です。岩
もしまだご覧になられていない方はこちらから
Youtubeのサイトへ移動します
http://www.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s
(2009年11月14日)
サポートセンターがご紹介する葬儀社の担当者の方々は
前もっての相談から、葬儀が終わって、
四十九日の後飾りを引き取りに伺うまでの間に
かなりの時間をご家族と過ごします。
葬儀が決まった後の打ち合わせなども
時間をかけて説明や確認をし
安置の間はご遺体の様子をみたりドライアイスを交換に毎日伺います。
そして、ご家族の話によく耳を傾けて
質問にも丁寧に答えてくださるので
ご家族はだんだんとその担当者さんに親しみを感じるようです。
葬儀を終えた相談者の方に
お仏壇のことで電話をさせていただいたときのこと。
お話は葬儀を担当したSさんのことになりました。
「本当にSさんは良い方で
家族みんなですっかり大ファンになってしまって
家族中でSちゃんと呼んでいました。
葬儀のことでわからないことがあると、これもSちゃんに聞こう、と言って」
相談者の方があまり嬉しそうにおっしゃるので
私も嬉しくなり
担当者のSさんに電話で「大絶賛されてましたよ」と伝えると
「ありがとうございます。
でもお褒めの言葉は半分に聞くことにしているんです」
なぜ半分に?
「誉めていただくのはとてもありがたいと思っているんです。
でも、葬儀はそれほどしょっちゅうあるものではないので
実際には比較はできないと思うのです。
ほかのもののように、厳しい比較のなかで
誉められるのとは違うと思うので
誉め言葉は半分くらいに思うのがちょうどいいのです。
それに、本当はひとつくらいはよくないと思っていることも
あるかもしれません。
でも、他のことで満足していたら、よくやってくれているし、と
たぶん言わずに我慢してしまうと思うのです。
だからすごくいい葬儀だったとご家族がおっしゃっても
ちょっと差し引いて考えるようにしているんです」
私たちがいつ連絡しても、どんな方を紹介しても
いつでも本当にすばらしい対応をしてくださる担当者さんなのですが
そんな方だからこそとも思えるこの言葉。
常に最善を尽くしつつも
自分に対する厳しさをもち
謙虚な態度と客観的な見方などができる方だからこそ
これほどの誉め言葉をいつもいただけるのだと改めて思います。
それは私たちサポートセンターのスタッフにとっても
ずしりとひびく言葉です。
大矢
(2009年10月19日)
ご家族の方々やそこに集う人々にとって、
故人を送り出すの葬儀の場は1回しか訪れません。
2度とない大切な場であるからこそ、
1件1件のご葬儀に心をこめて精一杯の努力をする。
当たり前と言えば当たり前のことですが、
葬儀をお手伝いする立場からすると、
毎日がご葬儀の連続で、
悪い意味での「慣れ」が生じないように、
常に気をひきしめなければなりません。
今日、お邪魔させていただいたご葬儀の後で、
ご紹介をした葬儀社の担当者とのお話の中で、
素敵な言葉をいただきました。
「もし、私のところで担当をさせていただいたご葬儀で、
ご家族の方から大きなクレームを受けたり、失敗があれば、
うちのご紹介はすぐにやめていただきたい。
そのつもりで1つ1つの葬儀を真剣に請け負ってやっています」
自社で請け負った葬儀は絶対に失敗をしないという決意。
また、失敗をすることについて決して言い訳をしないという
覚悟を感じました。
人と人とがかかわって創るものである以上、
毎回100点満点の仕事をすることは難しいと思いますが、
誠意を持って最善を尽くすという姿勢は常に持っていたいものです。
小笠原
(2009年09月04日)
『一人ひとりの想いを大切に』
この言葉は、葬儀の現状を憂い、未来への発言を続けられている
尊敬する方が贈ってくださった言葉です。
葬儀サポートセンターは、会社組織として運営をしていますので、
ボランティアではなく、適正な利益の元に活動しなければ
なりません。
ただ「葬儀」という分野は、
もし、過度にビジネスに走りすぎてしまって、ご相談いただく方、
一人ひとりの声に耳を傾けることをやめて効率化を優先して
しまうと、おかしなことになる・・・
そんな叱咤激励と受け止めました。
インターネットというツールを積極的に活用していますが、
これからも、人の温かみが伝わるような、そして、一人ひとりの
お考え、ご不安に少しでも寄り添えるような、そんな場所で
あるよう努めます。岩
(2009年08月28日)
葬儀サポートセンターでお付き合いしている葬儀社さんは
本当に心のあるかたが多く、人として尊敬を通りこして
どうやったらそんな域に達することが出来るんだろう
と思えるかたが結構います。
この仕事をしていて、多くのお坊さんとお会い
してきてますが、尊敬できる人はあまりおらず
葬儀社さんのほうがよっぽど本当の意味で聖職者であり
悟りの境地に近いんじゃないかと思うことがたびたびあります。
残念なことは、そういった本当に素晴らし心を持った
葬儀社さんのよさがなかなか伝わらないこと。
私共にご相談いただく相談者様の多くのかたは
当然ながら葬儀について詳しいわけではなく、経験もほとんどないので
何を見て葬儀社を比較して良いのか分からない状態です。
そのため、やはり分かりやすい費用で比較をすることになりがちです。
そうなると、見せ方を工夫して安く見せる葬儀社はたくさん存在します。
実際にひどい対応で格安で葬儀を行う会社もあります。
私たちは、本当に心で対応してくださる葬儀社さん
と
故人に敬意を持ち、感謝の気持ちを持って、きちんとお別れをしたいかた
とを
結びつける存在でありたいと思っています。
費用は、工夫をすれば抑えることもできますし
逆に、何かこだわりたいことがあれば、その分だけの費用を追加すれば
充分にかなえることもできます。
人の命は限られており、いつかは尽きてしまいます。
そこでどのように次の世代に継いでゆくのかが大切だと思っています。
かけがえのない時にかかわる者として、誇りと責任感を持って
ひとつひとつのご相談に対応していきたいと思っています。
下元
(2009年08月04日)
通勤の途中、とある企業の自社ビルの前では
社員総出で水撒きをされていました。
夏の暑い朝、熱されたアスファルトに
水をまくだけでこんなにも感じる温度が
違うのかと驚きました
先人の知恵は利に適ってますね。
どこかで見た風景だなと、思い起こせば
先日、ご相談者様の葬儀にお立会いをさせて頂いた
葬儀社さんの自社式場の前でも
ご出棺の時間に合わせ
水撒きをされていました。
開式して少ししてからサブで担当して頂いてた
担当者さんの姿が見えないので探すと
汗だくになりながら
ホースを振り回し式場前に水を撒くお姿が
なにも、開式途中に水撒きをしなくてもと
感じていたのですが
人道りの多い道に面した式場からのご出棺
砂埃が立たないように
夏のむせかえす暑さが気にならない様に
式場を知り尽くした担当者さんの
旅立ちを精一杯の気持ちで見守りたい
心遣いだったのでしょう
公営斎場でのお式では式場中いたる所に
蚊取り線香が
公営の斎場は地域住民の方に配慮され
広大な土地に立つことが多く
緑豊かな斎場は夏の間どうしても
蚊の住処になります
葬儀に出向く際、虫除けスプレーを
持参される方
なかなかいませんよね。
葬儀社さんの小さな心遣いが光ります
クーラーの利き過ぎた式場
ご年配の方にはとても辛い状況です
ひざ掛けをご用意される葬儀社さんは
よく見掛けますが
こちらの葬儀社さんは「熱いお茶」を
用意され、会葬者様のご様子に合わせ
聞き分けていました
葬儀社さんの小さな心遣いが光ります
これらはほんの一部です。
書き出すとキリが無いほど葬儀の現場では
葬儀社さんの小さな心遣いが光ります
相談者様に葬儀社をご紹介する際
「自信を持って紹介します」とお話します。
私の自信は、こんな所からも生まれます
寺田
(2009年07月20日)
ご高齢のお母様をご心配なさってのご相談でした。
ご親戚も皆高齢になり
集まる人もほとんどいらっしゃらず、
かといって何もしないのは心苦しいと、
あまり経験のない葬儀について
どうすればよいのか
迷われた末のご相談でした。
ご紹介した葬儀社さんと
お会いになり、事前に打ち合わせをなさいました。
それから1年以上経ち、
訃報が入りました。
事前の打ち合わせどおり
こじんまりとした霊安室で
ご家族数名様でじっくりお別れの時間を
とられました。
葬儀を終えられてすぐにご相談いただいたかたから
お礼のご連絡をいただきました。
「スムーズに葬儀を終え、
担当者さんには本当に親身になっていただき
家族、親戚、皆感謝と喜びでいっぱい」と
ありがたく、温かいお言葉を
たくさん頂戴しました。
派手でなくても
大勢の人が集まったりしなくても
集まった方たちが故人と向き合い、偲び、
感謝するお気持ちさえあれば
素敵なお葬式になるんだと
改めておもいます。
宮内
(2009年07月17日)
近年では、葬儀の事前相談をされる方や
お見積りを数社から取り寄せる事は
当たり前の様になって来ました。
一昔前では想像もできない事であり
現在でも多種多様な考え方がございます。
しかし、せっかくの事前相談も無意味になってしまう
事もあるようです。
「今は、ご看病に専念下さい。もしもの時は駆けつけますから」と
葬儀の相談に一見乗っている様で
お聞きしたかった費用や葬儀の相談に乗って頂けない事や
一部の心無い葬儀社さんが
気持ちの動揺や葬儀費用に対する無知を利用し
「一般的には、、」を悪用され営業をしている事です
お葬儀の現場でよく耳にする「一般的」
考え方やお気持ちで大きく変わる実費費用
ご自身がお持ちの宗教
ご家族、ご親族の人数
葬儀を執り行う地域や風習
考えてみれば葬儀に一般的など有得ないのです。
しかし今日も、
ご自身のお気持ちを書面に残しもしもの時に
ご家族に迷惑を掛けたくないとご相談頂いた男性の口から
身寄りの無いお友達を心配された女性の口から
一般的に、、とお聞きしました。
私どもは、葬儀の不安を解消し
不安の無い葬儀を執り行って頂くためのサポートセンターです。
知識がなく、聞きたい事さえ解らなくなり
不安が募る一方で「一般的に、、」と言葉を選択される
お気持ちは痛いほど理解できます。
しかし、勇気を持ってお電話頂いた以上
わざわざお足をお運び頂いた以上
解ったような、解らない様な、では意味がありません
どんな些細な事でも結構です。
身の上話や、ご家族の話、
少しでも、あなたの声をお聞かせ下さい。
葬儀に対するあなたの「一般的」を
お探しするお手伝いをさせて下さい。寺田
(2009年07月03日)
前回(7月1日)のブログで、
「イメージとしての葬儀の色」という話がありました。
今回も色の話ですが、今度は実際の色のお話。
言葉の誤解なく言えば、昔は葬儀において色という要素は
あまり重要でなかったかもしれません。
白木祭壇を飾り、白菊の供花を両脇に飾りましたので
色で言えば、「白木の色」と「白」と「緑」が主流。
後は白黒の鯨幕の「黒」でしょうか。
ところが、最近は、お花で作る「花祭壇(生花祭壇)」を
選ばれる方が増えています。
花祭壇は、ご本人唯一の祭壇であり、出棺時にはお棺の中に
お花をたくさん入れることもできることからも選ばれています。
お花で作る祭壇ということになれば、花の色の数だけ色があります。
ここで、急に「色彩」がクローズアップされてきます。

大多数の葬儀社は、提携する「葬儀に対応した花屋さん」に
生花祭壇の設営を依頼します。
ここで、単に花屋さんが設営した祭壇をそのままで
良しとする葬儀社か、より喪家様のご要望に応える祭壇に
しようと、花屋さんと徹底的に話をする葬儀社に分かれます。
花屋さんはプロですので、その花屋さんと伍して
話をするためには、「花の種類」「その季節に揃えられる花」
といった花に対する知識も必要になります。
そして「色彩感覚」もとても重要になります。
最近は赤やピンクといった色も多く使われるようになって
いますが使い方を間違えると、下品な印象を与えてしまいます。
かといって、そういった色をセンスよく使える葬儀社さんは
祭壇の評価も高く、会葬者一同が、感心するような飾りを
されます。さらに、ご本人が好きだった色を取り入れたりと
単なる演出としてではなく「故人を偲ぶ」空気を生み出す
ことさえされています。
葬儀社にとって求められる要素が時代によって変わっています。
サポートする立場である我々も、プロである葬儀社と伍して話を
するために、こういった知識と感覚を涵養し、よりよいサポートが
できるよう努めてまいります。(岩)
(2009年07月01日)
葬儀業界と聞けば、、、
葬儀業界と聞けばあなたのイメージする色は
何色でしょうか?
おそらくグレーとお応えされる方が多いのでは
ないでしょうか
私も、以前はグレーだと感じていました
ホワイトでもなくブラックでもない色
残念な事にブラックを想像させてしまう葬儀社も
まだまだ少なくないのが現状です
しかし、ご相談を受けた葬儀の立会いをさせて頂く
中で、私の葬儀業界に対するイメージは
大きく変わりました。
普段は「凛」とされている葬儀担当者の顔から
ふと、笑顔がもれる機会を目にします
お家の方と気兼ねないお話をされている時
感謝のお言葉を頂いた時
本当に、お家の方の気持ちを汲み取られ
偽りの無い対応をされている葬儀担当者の方の笑顔は
とてもステキです
グレーではなく
まして、ブラックとは程遠い
真っ白な笑顔です
別れの、悲しみの場ですので
「笑顔」がステキだ
と言う表現が適切ではないのでしょうが
築き上げられた信頼関係があってこそ
お家の方と葬儀担当者の間に生まれる「笑顔」
単純にご葬儀の現場が
別れを惜しむ悲しみと
送り出す笑顔に包まれることを願ってなりません
私たちの理念
葬儀に対して不安のない社会を創るは、
色に置き換えればホワイト
表情なら笑顔かもしれません
寺田
(2009年06月22日)
お父様がご入院中で余命が告げられ
ネットで葬儀社を調べてたら
葬儀に関して、悪質な業者もあると
書いてあり
どの葬儀社が優良なのか知りたいと
お電話がありました。
お日にち経たないうちに
お父様が亡くなられたと連絡があり、
当センターでお葬式のお手伝いをする事に
なり瓜破斎場のお通夜に行かせて頂きました。
お式は、ご家族ご親族のみ30名ほど
仏式の家族葬で行われました。

式場に入るとじゅうたんと幕は鮮やかな赤色。
祭壇は淡い色のお花や黄色・ピンクの蘭が
色鮮やかに飾られていました。
お棺は、祭壇からむかって横に置かれていて
正面から見ると山頂にいるような祭壇でした。
祭壇を決めるのに葬儀社さんと喪主様が
2度お会いして、生前のお父様のイメージ
にあった形でお見送りをしたいとご希望。
喪主様は、
「思っていたとおりの祭壇です」と
喜ばれていらしたとの事でした。
式場には、小さなお孫さんたちもいらしていて
雨が降りそうな曇り空でしたが
式が始まるまでは走り回り
故人様ものこのような葬儀を望まれて
いたのかと思いました。
ご自分で葬儀を調べて納得のいく葬儀が
出来たことでいつまでも思い出として
心に残ればと思いました。
福田
(2009年05月27日)
お電話をいただいたかたの声は
突然の訃報に動揺を通り越し、
呆然としているようにも聞こえました。
これからの流れをお話して
現時点で思いつくことだけでよいのでと
お考えを伺うと、
費用が心配でご家族中心で送りたいと仰いました。
告別式に伺うと
たくさんの会葬者がお集まりになっていました。
多くのかたに慕われていた故人様。
会社のかたがどうか一緒に見送らせて欲しいと
ご家族に申し出て、
受付など出来る限りのお手伝いをしておられました。
ご予算もご心配でしたが
たくさんのお花がお供えされ、
色鮮やかなお飾りになりました。
ご家族を会社のかたが一生懸命支え、
火葬場に向かうバスに一緒に乗りこみました。
本当のご家族のようでした。
一般葬と呼ばれる葬儀のかたちであったと思います。
でも家族葬と呼べるほどのご縁の深さでした。
こんなお葬式に出会うと
家族葬とか一般葬とかことばで分けることには
意味などないと
おもいます。
宮内
(2009年05月20日)
私達は葬儀社さんとよくご喪家様や故人様、ご相談者様に
もっとご満足いただけるご葬儀ができるのではないかという
話をします。
それは、当センターから葬儀社さんにお伝えすることもあったり、
葬儀社さんから当センターに伝えられることもあります。
先日、ある葬儀社さんとご葬儀についての話になりました。
本当の意味で「良い葬儀とは」ということでした。
この問題はとても深く、葬儀社さんによっても違いますし、
葬儀社の担当者さんによっても違う部分もあると思います。
しかし、違うといっても根本がずれていては意味がなく、
故人様とご喪家様に対しての思いがあってこその疑問だと思います。
その葬儀社さんは、
『良い葬儀とは、ご親族様が覚えていてくれるご葬儀のこと
ではないか』と言っていました。
何も考えていない葬儀社であれば、
「祭壇や棺を立派にすれば良いのでは」、
「見たこともない演出をすれば良いのではないか」と
いうことだけを考えるかもしれません。
しかし、実際にはご喪家様はご葬儀の際にどんな祭壇やお棺だったのかや
どんなことをやられたのかは、はっきり覚えていないことの方が
多いようです。
その葬儀社さんが言った良い葬儀という意味は、
ご葬儀は大切な方にどのようなお送りをすることができたのか、
どれくらい感謝を伝えられたのかを、ふと大切な方を思い出した時に
はっきりとここまですることができた、感謝を伝えられたと
思えることが良いご葬儀だと思いますということでした。
人それぞれ感謝の伝え方は違うと思います。
まれにご相談者様で、
『ある葬儀社さんに話を聞きに言ったら、
これくらいはやってあげないと可哀想ですよと
伝えられたのですが?』
とご相談を頂くことがあります。
先ほどお伝えしたように、人それぞれ感謝の伝え方は違いますので、
それくらいはしてあげないと、と考えられる方も
いらっしゃると思います。
しかし、ご相談者様に疑問を抱かれてしまったということは、
その葬儀社さんはその方の思いや、考えなどを
何も聞いていなかったのだろうと思えてしまいます。
最近はお別れの形が多くなってきており、
どのようなお別れのされ方を選んでも全く問題はありませんし、
紹介させていただく葬儀社さんや当センターでできる限りの
お力添えをさせていただきます。
ご葬儀について考えなくてはならなくなってしまった場合は、
様々なご事情があるかと思いますので、何なりとおっしゃっていただき、
その上で、どのお別れのされ方が自分自身で大切な方に思いを
伝えることができるのかということを
考えられて決めていただければと思います。(菊池)
(2009年05月06日)
通夜や告別式において、参列者に挨拶をしたり、
読経の際に祭壇を向いている時のご遺族のお顔は、
しっかりと前を向き、
キリッとした顔をしていることが多いです。
知人と話したら笑顔にもなるし、
「いつも通り」に振舞うことも多いです。
しかし、当然のことですが、
心の中は大事な人を失った悲しみで溢れているはずなのです。
その感情は、告別式の最後、
棺を閉める時や火葬場でのお別れの時にしばしば表に出てきます。
いよいよお別れという段になり、
内側からドッと悲しみが溢れ出てきて、
それまでの毅然とした態度が崩れ、
涙が流れてくる。
そんな例を何度も目にしてきました。
葬儀の大事な役割の一つとして、
「遺族が故人との別れを事実として受け止める」
というものがあります。
そしてその役割をきちんと果たすためには、
「故人との別れをしっかりと悲しむ」
というプロセスを経ることが重要だと、個人的に思っています。
悲しむタイミングや手段は人それぞれではありますが、
悲しみの感情に蓋をしたままでは、
しっかりと別れの事実を受け止められないのではないかと思います。
自分も、葬儀やその他の機会において
しっかりと「別れを悲しむ」という過程を経て、
肉親との死別を現実のものとして受け入れてこれました。
そういうわけで、「悲しむ」というのは葬儀における
重要なプロセスなのです。
…しかしながら、
一番の悲しみを抱えている遺族は、式の準備や来客の対応、
当日の動きなどでバタバタと動き回っている内に、
しっかりと悲しみを受け止める機会を逸してしまうことがあります。
(家族葬が増えている理由の一つがこれです)
冒頭に書いたように、「いつも通り」の自分になっていることが多いのです。
遺族が悲しみと向き合う場は、必ずしも葬儀でなくても良いかもしれませんが、
自分は、葬儀のお手伝いをする者として、
「表面的には元気そうに振舞われている遺族の方も、
心の中は悲しみに溢れているということ」
を忘れず、
「遺族の方に余計な仕事をさせずに、
しっかりと、故人様との別れの時間に意識を集中してもらうこと」
を意識して、行動をしていきたいと思っています。
==
数年前、1人の幼馴染のお母様の通夜に、
他の友人と共に参列しました。
その時の彼は意外にも元気そうで、
いつも通り、陽気に面白い話をして、みんなを笑わせていました。
彼が落ち込んでないか心配をしていた自分は、それを見て安心をしました。
その葬儀から帰った後で自分は、
「今日はお疲れ様。思ったよりも元気そうで安心したよ。
何かあったらいつでも言っておくれな」
というようなメールを彼に送ったのですが、
今ではそれは間違いだったかもしれないと思っています。
思い返すと、あくまでも彼は「元気そう」だっただけであり、
実際にはもっと悲しかったはず。
それなのに、「安心した」という自分の気持ちを伝えたことは、
全く相手の気持ちを汲んでおらず、無神経だったと思っています。
タイトルの通り、
「元気そうで安心した」なんて言ってはいけなかったのです。
もしかしたら、その言葉を投げることが、
相手を勇気付けることもあるかもしれません。
けど、本当にその友人の助けになりたいと思ったら、今の自分なら
そこでもっと違う声のかけかたをし、違うメールを送るはず。
そんな過去の反省も踏まえつつ、
また明日から、一つ一つの相談を真心こめて対応させていただきます。
小笠原
(2009年04月27日)
先日ご葬儀を終えられたかたと
お手続きや49日の返礼品について
お話する機会がありました。
社交的で明るい故人様を偲んで
ご葬儀後も多くのかたがご自宅に弔問に
訪れてくださっている近況をお話くださいました。
訪れてくださるかたたちは
ひとしきり故人の思い出話を聞かせてくださった後、
必ずと言っていいほどご自分のこれまでの
ご葬儀の経験についてお話になるそうです。
おじいちゃんのお葬式、
ご両親を送ったとき、
配偶者とのお別れ、
皆さんそれぞれ思い出があり、
それぞれの大切なかたを改めて共に偲ぶ場となるそうです。
この仕事を始めてから
「縁」ということをとても意識するようになりました。
葬儀は大きな悲しい人生の節目となるけれど
縁ある人たちの心に生き続けていくものだと
おもいます。
宮内
(2009年04月13日)
立会いの場では、相談者様と葬儀社さん双方とコミュニケーションをとって、
相談者様のご不安な点や、葬儀社さんの葬儀にかけるこだわり等をお聞きします。
そして、受け取った情報を元に、
その場で私たちなりにできることをしたり、
以後のサポートに活かさせていただいております。
先日は、ご家族を続けて亡くされたご喪家様の式の立会いに伺いました。
火葬場で泣き崩れる喪主様を見ていて、
その心境を慮る内にこちらも涙がにじんできました。
元々は互いに顔も名前も知らない関係ですが、
縁あって葬儀のご相談を受け、葬儀のお式に立ち会わせてもらっています。
出遭ったばかりとはいえ、そこでの出来事は他人事とは思えません。
肉親を失って悲嘆しているご喪家のサポートができるこの仕事には、
大きな遣り甲斐を感じています。
しかしながら、一方で立会いに参加をして感じるのは、
悲しみを感じ取るだけでは、相談者様の力になれないということ。
信頼できるプロの相談員として、相談者様が求めている情報を提供し、
喜んでいただける動きを先回りしてできるようになる。
そのためには、心を込めて日々努力、日々勉強です。
一人でも多くの方に、「サポートセンターにお願いして本当に良かった」
と言ってもらえるよう、志を高く持ち、
1つ1つ目の前のことを頑張っていきたいと思います。(小笠原)
(2009年04月01日)
ご葬儀は今まで目安となる費用がないことを
良いことに、一番ご不安やご心労が多いご喪家様に
費用面や対応面でご負担が行ってしまう業界でした。
つまり、ご葬儀は日常接する機会が少なく、
ご喪家様に知識が少ないことを良いことに、
本当に何も分からなく、何をどう選んだらよいのか分からない方に
多くの方がお選びになるものをアドバイスとしてではなく、
葬儀社の目線でお話をすることがありました。
そして、費用面でもアドバイスとしてではなく、
少しでも高いものを選んでもらおうとして、
これくらいはしてあげた方が良いですよと、
わざと費用がかかってしまうものを奨めたりしている
葬儀社もありました。
そのことから、ご相談をいただいた際に、
費用をご心配されるご相談者様が多くなっております。
これは、葬儀社の担当者さんとお話をすると、
「今まで一部の心無い葬儀社がやってきたひどい対応が
あるから仕方のないことです。
だからこそ、今、きちんとお一人お一人に心をこめて、
対応をさせていただくかが大事なんですと。
費用はご葬儀をされる際にはとても重要で大切なことです。
しかし、最近は費用が重要視されすぎてしまい、
大切な方への思いが後回しになってしまっていることが
とても心配です」
と話してくださいます。
そのことから、葬儀サポートセンターとしては、
本当にご相談者様やご喪家様にご安心していただけるように
務めております。
ご紹介をさせていただく葬儀社さんは、
今まで一社一社葬儀社を訪問し、葬儀社の代表者や担当者さんの
ご葬儀に対する思い、ご相談者様やご喪家様への思いを
どれだけ汲み取ろうと努力されているのかを
確認させていただいております。
そして、費用はとても重要なことですので、
事前の段階でも、総額で出して頂き、説明もご納得いただくまで
きちんと説明をしてくださるように、約束をしてもらっています。
その上で、当センターでもお見積もりや請求書も
確認をさせていただき、葬儀社さんに聞きづらいことがあれば、
当センターでもご説明をさせていただきます。
実際、費用はどうしてもかかってしまうものはあります。
しかし、ご相談者様のお考えを聞いて、できる限りの
努力をしてくださり、お考えにより近づくように
当センターとご紹介をさせていただく担当者さんで
お力添えをさせていただきます。
もし、ご葬儀について考えなくてはならなくなってしまったが、
ご不安がある方は一度当センターにご相談だけでもされてみてください。
少しでも、ご相談者様のご不安が軽減されて、
ご安心いただけるようにお力添えをさせていただきます。(菊池)
(2009年03月18日)
「その人の死に様で、今までの行き方がわかる」
葬儀もそうですが、医療や介護など
看取りの仕事をされている方は、よくこう言います。
サポートセンターで働いて、様々なご相談を頂く中で
「あの人のために辛い思いをしてきたから
葬儀にもなるべく関わりたくない」
というご相談も時々伺いました。
ご葬儀を行われて「きちんと見送れてよかった」
と思い直される方もいらっしゃれば、
その後、音沙汰のない方もいらっしゃいました。
私は前職で在宅介護をしていましたが
多くの家庭で介護放棄や軽度の虐待を
目の当たりにしてきました。
孤独な介護に疲れて、ついつい
虐待を行なってしまう方もいらっしゃれば
「小さい時に、この人に虐待を受けた
(または全く構ってもらえなかった)」
と、感情を吐露しながら虐待を行なう方も
いらっしゃいました。
介護・医療・葬儀といった場面では、事業者選びも大切ですが
何よりも、今まで過ごしてきた方との関係性が
大切になってまいります。
私自身、これからの人生で、できることなら
穏やかな関係を築いていきたいと思います。
また、これをご覧頂いている方々にも
自分自身のためにも、身近な人との関係を
大切にしていって頂ければと思います。 (西居)
(2009年03月11日)
大和高田市営斎場でのお式に伺いました。
ご家族中心のお式とのお考えでしたが、
まだお若い故人様を慕い、
多くのご会葬のかたがお集まりになりました。
予算にもご不安のあったご家族に、
担当者さんは出来る限りのご提案をし、
省けるものは省いて、
シンプルながらも
故人を皆で偲ぶおごそかなお式となりました。
ご相談いただいたかたは
何度も「ありがとう」と仰ってくださいました。
葬儀社の担当者さんに
ご家族からいただいたお言葉をお伝えすると
少し照れた笑顔を見せ、
その後、ふと真顔になって
「この仕事は”気持ち”が無いと携わってはならない」
と仰いました。
ご家族からの感謝のお言葉は
費用を抑えたことに対してではなく、
決まり文句の挨拶がわりでもなく、
担当者さんの”気持ち”に対する
ご家族のお気持ちでした。
宮内
(2009年01月14日)
愛する人や家族を亡くすということは
自分に苦しみと悲しみを感じる脳みそと心だけを残して
あとの体も体温もごっそりと取っていかれたような
辛くて苦しくてむなしくてたまらない、
いつ終わるか分からない時間を
与えられることではないでしょうか。
でも、どんなに悲しく苦しい「死」でも葬儀(せめて火葬)は必要なので
誰しもが葬儀については事務的にでも通らないといけないプロセスです。
私たちは、できるだけ冷静に
その方にとって一番適切な葬儀についてのアドバイスと
葬儀社の紹介をさせていただいています。
そして、ご相談いただいた9割以上の方がご納得されて
お礼のお言葉をいただいており、
当社で提供するサービスは、価値があることと自負しています。
けれど、個人的にずっと思っていたのは
愛する人を亡くす立場の人にとって、とても必要なのは
愛する人が死ぬ、と知ったときの心の苦しみの行き場
葬儀のあとの心の苦しみの癒し場ではないかと思うのです。
似た人を見ると、ありえないと分かっていながらも、
なんだ、生きてるじゃないと追いかけては
違うと分かったあとの空虚感。
そのあと、なんで自分は生きているのかな、と思ったりします。
時間が癒すといったって、いつのことか、と
精神的に不安定になることも当たり前です。
この心を支えることを、グリーフケアと呼びます。
グリーフケアには色々な形があり、団体もありますが、
宗教による癒しもそれにあたります。
ご自身で宗教がある場合は良いのですが
特定の宗教がなく、お寺での供養や心の救済を考えたい人のための
安心できる団体として、当社も後援している
「寺ネット・サンガ」という団体が発足し、整いつつあります。
私は、今年からボランティアとしてそちらにも関わっていきます。
仏教本来の役割である、人の心の救済を真剣に考える僧侶の方々が、
「生きることと死ぬこと」に向き合い
誰しもがよりよい人生を送り、死への心の苦しみを少しでも和らげるための
団体を目指しています。
殺伐とした、人と人のつながりが希薄な時代だからこそ
このような団体は必要と思いますし
草の根から広がって、少しでも温かく、明るい社会への変革の
さきがけになれたら、と思います。
葬儀という実務では、一層の質の向上を目指しつつ、
葬儀サポートセンターがお手伝いをしていくつもりです。
心については「寺ネット・サンガ」が力になれればと思います。
どなたでも参加が可能で、年内にはセミナーもはじめます。
(私がいたら、お声をおかけくださいね。佐藤)
※今回のブログの一部は私個人と身近な人の経験談をもとにしています
(2009年01月02日)
みなさま、明けましておめでとうございます。
本年、葬儀サポートセンターは大きく変わる予定です。
より安心でき、納得できるお葬式が出来る基盤を
提供したいと考えています。
今後を厳しく、温かくお見守りください。
さて、私が葬儀サポートセンターに入社してから
まる5年が経とうとしています。
その間、当センターを葬儀革新のさきがけと見ていただいて
多くの取材も受け、マスコミにも載りました。
「葬儀」に対してある意味で
影響は与えてこられたのではないかと感じております。
初めのころはホームページに
葬儀の正確な総費用が載っているところなどは
無いに等しい状況でした。
今は、葬儀社さんもかなり具体的に載せていますし
当センターに似たサービスもたくさん出てきました。
今後は、さらに新しい視点が必要になり、
その改革をしていきたいと思います。
「生きること・死ぬこと」に関して
考える機会を与えられた5年間に感謝をしつつ。
本年も葬儀サポートセンターをよろしくお願いいたします。
(佐藤)
(2008年12月26日)
ある葬儀社さんに行った帰り、
初めてお会いする女性の担当者さんに
駅まで車で送っていただいた時、
このお仕事は好きですか?とたずねました。
彼女はにっこり笑って好きですね、と答えました。
多くの葬儀社さんがそうであるように
人生の最後を丁寧にお手伝いし
最後にご家族が安心して、御礼を言われると
仕事の甲斐になる、と仰っていました。
そのほか、何か人の死について感じるところをお聞きしたら、
しばらく考えて
「今まで、人の姿で横たわっていた方が
火葬されて、小さな骨壷に収まるのですが、
その骨壷を胸にこう、抱いて持った時に温かかったんです。
その温かさを感じたときに、なんとも言えない不思議な感じがして
ああ、と思ったことを覚えています」
と、大事そうに話してくれました。
彼女の横顔を見ながら
この人に担当してもらえたら良いだろうな
と思いました。
その葬儀社さんは社長さんもとても優しくて
社風も穏やかなところです。
京都のある葬儀社さんでのお話です。
(佐藤)
(2008年12月15日)
先日、ある人に熱く語られたお話です。
自分は葬儀の起承転結について考えてみた。
起 は逝去のとき
承 は葬儀のとき
転 はご遺体がお骨に変わったとき
そして、結は四十九日とか1周忌で、特に四十九日だと思う。
自分の身内が亡くなった時も、初めは
あれ?死んじゃったのかな?とよく分からない。
でも、それが7日ごとに故人を感じ、胸に蘇り
故人が自分の中の生き、力になって
続いていくことを感じた。
これが死であり、命の連鎖と思った。
それが四十九日で自覚できると思う。
だから、四十九日は大切にするべきだと思う、
とのお話でした。
その人は、人の命は限られているし、
どうせ死んだら何も持っていかれない。
だから、良い思いを形にして、
たくさん残していきたいというお話でした。
その人は、特に宗教があるわけではありませんが
良き行いというものは、全て、通じるのもがあると感じて
とても共感して帰ってきました。
(佐藤)
(2008年11月07日)
どんな葬儀で葬儀社の対応力が問われるのでしょうか?
社葬のような立派な葬儀でしょうか?
それとも華やかな演出をする葬儀でしょうか?
もちろん、こういった葬儀も経験やセンスが問われますが
こういった葬儀は対応力というより
その葬儀社が「どんな葬儀を得意としているか」によって
異なってきます。
ご自宅や集会所など、セレモニーホールではない所で
限られた予算でのご葬儀や
会葬者の人数がどれだけくるかわからない時
ご遺体の状態があまり良くない時
ご家族の仲があまり良くない時
そういった思いがけないアクシデントや
予想をつけるのが難しい状況でのご葬儀こそ
葬儀社の対応力が問われてきます。
先日も「費用はあまりかけられないが、自宅で親しい方にも
見送ってもらえるご葬儀にしたい」とのご相談をいただき
ご自宅や集会所での経験の豊富な葬儀社さんを
ご紹介させていただきました。
料理やお返しの品は、知り合いの方に手伝ってもらい
ご自身でご用意され「本当に暖かく見送ることができました」
と感謝のお言葉をいただきました。
また、以前にご遺体の状態があまり良くなかった時に
とても念入りにご遺体の保全に努めてくれた
葬儀社さんがありました。
ご家族は「ここまで丁寧に接してくれる人はいない。」と、
とても喜んで下さいました。
難しい状況でも、ご家族・ご会葬の皆様に
心から偲んでいただける『葬儀』という場を作ることができるのが
葬儀社にとって重要な対応力といえるのではないでしょうか。
葬儀サポートセンターでは、どんなかたちのご葬儀であれ
皆様に偲んでいただけるご葬儀になるよう
誠心誠意尽くして下さる葬儀社をご紹介しています。 (西居)
(2008年11月01日)
少し前のことですが、ご逝去で
「きちんと葬儀はしてあげたいが、費用に困っている」
とのご相談をいただきました。
さっそく費用にとても柔軟に対応して下さる葬儀社さんを
ご紹介させていただきましたが、葬儀社さんが打ち合わせされると
かなり費用に困ってるようで、費用を抑えたうえで
分割払いのご要望がありました。
この葬儀社さんが一番費用を抑えて下さるのですが
ローン会社と契約してないため、お互いの信頼による分割払いは
ご葬家様から途中で支払っていただけないリスクもあります。
当センターから葬儀社さんに「無理に引き受けなくてもいいですよ」
とお話しさせていただきましたが、葬儀社さんは
「ご逝去されているのに、ウチが受けないと他には無いでしょ!」
と快く引き受けて下さいました。
話しは変わって、以前にお子様を死産された方の
ご相談をいただいたことがありました。
デリケートなご相談で、また費用の心配もされていたため
費用についても柔軟な対応で優しい心配りをして下さる
葬儀社さんをご紹介させていただきました。
葬儀社さんは「生を受けることが出来なかったお子様の場合は
火葬場の案内やお花飾り、特別なお棺などがご希望でしたら
葬儀社がお手伝いさせていただきますが
ご予算が心配でしたら、ご自身で手配される方法もありますよ」
とご自身での手配の仕方をアドバイスして下さいました。
その葬儀社さんは「仕事として受けることは出来ますが
それでもある程度の費用が発生しますので
葬儀社としては嬉しいが、ご自身で出来ることを
なんでも仕事で利益取る葬儀社とは思われたくなくて。。。
ただ逆にやる気のない葬儀社と思われたかも知れないし。。」
と、悩まれていました。
どちらも「お人好し」と言えるほど優しい葬儀社さんです。
そんな葬儀社さんに感謝の念が絶えません。 (西居)
(2008年10月13日)
遺影写真も最近は大きく変わってきました。
どこの葬儀社さんでも、お気に入りのスナップショットから
遺影写真を作ってくれます。
先日お伺いしたお式では、祭壇の中央に
自然の景色の中に故人様が斜めを向いてたたずんでいらっしゃる
写真がありました。
「この方が本人らしいから」とのご家族のご希望でした。
とても素敵な写真だったので、葬儀社さんの提案で
会葬礼状にも同じ写真を使われました。
「礼状を見るたびに、故人様を思い出してもらえればいいね。」
担当者さんはそう話されてました。
また以前お伺いしたお式では、書道の作品展で嬉しそうに
微笑んでいらっしゃる写真が遺影写真として祀られていました。
実は、これは書道展で撮った写真ではなく
故人様が書道がご趣味だったため
「葬儀に来られた皆様に見てもらおう」と
葬儀式場に飾られた写真と、故人様の笑っていらっしゃる写真を
合成されたものでした。
その葬儀社さんはご家族のご希望ではなく
「書道がご趣味」と聞いて作成されたそうです。
ご葬家様はとても喜ばれて遺影写真だけではなく
お手元用に同じ写真を頼まれました。
「遺影写真というものは、その後ずっと飾られるものだから
できる限り故人様の人柄が偲ばれるようにしたい」
担当者さんは目を輝かせながら話されてました。
遺影写真はご本人が亡くなられた後、永遠に
ご家族や知人が語りかける大切な写真だと改めて感じ
そこまで「故人様を偲ぶ」ということを大切にされてる
葬儀社さんは、とても素敵だと思いました。 (西居)

(2008年10月08日)
最近、ご相談を受けていると、
火葬のみでのお別れをお考えの方が
多くなってきました。
火葬のみでのお別れをお考えの方には
様々なご事情をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
入院が長引いてしまい、その費用が思ったよりもかかり、
お通夜をされて葬儀式をしたいが、どうしてもできないので、
火葬のみを考えている。
故人様のご意向で、お式という形は取らずに、
火葬のみで送ってほしいと言っていたので、
その意思を尊重したいので、などがあります。
その際に、「とりあえず費用がかからないように
してほしいんですが、いくらかかりますか?」という
質問をよく受けます。
確かに、費用はとても大事なことであり、
日常接する機会の少ないご葬儀ということに関しては
もっとも分かりやすい基準でもあります。
そのことから、当センターではその方のご地域や
お考えから費用の目安についてお伝えさせていただきます。
しかし、当センターでは、
その際に必ず、火葬のみでのお別れをお考えだとしても、
費用のみではなく、葬儀社の対応や人柄についてもきちんと確認を
されてみてくださいとお伝えしています。
なぜなら、火葬のみでのお別れは、
お式をされるよりも、大切な方と過ごす時間が限られており、
その短い時間の中で、どれだけご満足いただけるお別れができるか
ということがとても重要になるからです。
葬儀社によっては、
火葬のみでのお別れは規模が小さいからと言って、
手を抜いた対応をしたり、心からご喪家様や故人様のことを
考えて対応をしていなかったりするところもあります。
そのような葬儀社があることは、とても残念なことです。
ご葬儀は、ご喪家様にとって大切な方との最後のお別れの時です。
そのようなとても大切な時間を後悔を残して
終わらせてほしくはありません。
そのことから、
当センターが紹介させていただく葬儀社は、
一社一社、訪問をして直接お話を聞き、
人柄や対応面、そして、ご葬儀という大切なお時間について
どのように考えているかなどを確認をして、
本当に自信を持って、ご紹介をさせていただいておりますが、
ご喪家様にもきちんと確認をしていただくようにしています。
もし、ご葬儀についてお考えになられている方が
いらっしゃいましたら、一度当センターにご連絡ください。
本当に心からきちんと大切な方を送ることができたと
満足できるお別れができますように、当センターのスタッフが
できる限りのお力添えをさせていただきます。(菊池)
(2008年05月12日)
よくホームページやチラシなどで、
心をこめた葬儀をさせていただきますと
謳っている葬儀社さんを目にします。
この台詞や、謳い文句を見て「これは本当なのか?」
「どこも一緒じゃないの?」という意見を持たれる方は
少なくないはずです。
かくいう私もそう思っていました。事実、謳っているのは言葉だけで、
実際に葬儀をお願いすると、誠意が見られない・思っていた葬儀内容
と違うというお声を聞きます。
提携葬儀社の担当者さんが最近こんなことを
言っておられました。
「相談にこられた相談者様に
安心を与えること、混乱なされている方へ、
私共がいれば安心ですよ、任せて下さいという
自信と安心を伝えること、これがまず大事」と。
本当にその通りで、事前相談や急なご不幸等のご連絡を頂いた場合、
まず相談者様に落ち着いていただくこと、
安心していただくことというのが、私達の第一のお仕事であり、
その行為がどれだけ大事かという事を改めて感じました。
私達が良い葬儀社さんと良い葬儀社さんを
探しておられる相談者様との橋渡しができればいいと思っております。
上尾
(2007年10月12日)
先日知人の女性が若くして亡くなりました。
離婚をされ、心配するご両親に頼ることもなく、
2人の子供さんと力強く生きてこられました。
ご長男と私の次男が同級生であり、また家内が主催する
演劇サークルにおいても、重要な役柄を任されていました。
亡くなられた原因はオートバイの事故によるもので、
車線変更をする際に、スピードを上げて同じ車線に
入ってきた軽自動車に追突され、引きづられる形で、
足が切断され、打撲と失血によるショック死であった
とのことでした。
家内が駆けつけたときに、まだ小学4年生であるご長男が
お母さんの亡骸にしがみつくように泣きじゃくり、新たな
悲しみを誘っていたとのことです。
愛する人が突然いなくなってしまう。
受け入れがたい真実。
とても悲しい葬儀となりました。
とくに告別式はご長男の通う小学校の運動会の日であり、
晴れの舞台となるはずであったその日に愛する母を
見送らなければならなくなったという事実。
抱えきれないぐらいの悲しみ、どこにも持っていくことが
出来ない気持ちが私と家内の心の中にいつまでも
残りました。
葬儀を施行した葬儀社の担当者は、同じくご長男の同級生の
お父さんでしたが、無力感を感じずにはいられない、
そんなお式になったとのことでした。
私はご相談者様に対して、何ができているのだろうか、
少しでもその悲しみを和らげることができているのだろうか。
そのようなことを考えることは私の一方的な驕りであり、
勝手な思い込みに過ぎないのだろうか。
葬儀からの帰宅する途上で、自問が続きました。
少しでもお手伝いをすることで、お気持ちが楽になることが
出来ていると信じたいと思います。 傳法
(2007年09月01日)
先日、大阪市の公営斎場のうちのひとつでの
葬儀に伺いました。
病気療養等で、お金がかかったため、予算はあまり
ないとのご要望で、それでも火葬のみでの
お見送りということではなく、きちんとお見送りされたい
とのことでした。
費用がかなり厳しく、受けることが可能か否かを
非常に迷いましたが、1社対応出来る葬儀社が
あり、引き受けてもらうことになりました。
費用で言うと、おそらく他社であれば火葬のみでの
お見送りの費用よりも少ない額で対応をいただきました。
ただし、献茶さんも1名、また飾りもお別れ花には十分すぎる
量の生花を棺周りに飾り、華やかさも演出されていました。
客観的に見る限り、この費用で行っている葬儀とは思えない
内容でした。
式の前にご相談者様にご挨拶を差し上げたところ、
予想とは違う答えが返ってきました。
費用面の満足度が高いという私の予想に反して、
「費用を要望どおりにしていたことにはすごく感謝していますが、
それよりも細やかな心遣いがとても嬉しかったのです。
安い費用だったら、それなりの対応だろうと思っていましたが、
本当にきちんとした形を整えていただき、また体の不自由な
親族にも気遣いをいただきました。
大変感謝しています。」
以前この葬儀社との提携の際に、「葬儀は自分の天職で、自分を
変えてくれたすばらしい仕事なんです。誇りを持って、喜んでいただける
仕事がしたいんです。」と話されていたときのことが思い出され
ました。
最近は少し葬儀のご相談に関して、自信が付いてきましたが、
本当に自分は誇りをもっていると胸を張っていえるだろうか。
自問自答の日々が続いています。傳
(2007年08月09日)
今回は電話でのご相談に関して、葬儀社を紹介を
する際に、必ずお伝えしていることについて、少しお話し
させていただきます。
私は営業端の仕事に携わることが多かったので、
ご相談に際して、ヒヤリングするような方法を取ってしまいがちに
なるのですが、それはご相談者様の要望に近づきたいという
思いからで、ついつい熱くなってしまう、そんなところがあります。
しかしながらその際にも必ずお伝えをすることがあります。
私は満足いく、納得いく葬儀を行っていただくには、費用でもなく、
設備でもなく、葬儀社の名前でもなく、一番大事なことは
良い葬儀社の良い担当者の方と出会っていただくことであると
お話します。
中には会葬者の方が多く、ある程度の規模の式場が
必要なので、式場の設備や駐車場、見た目や収容人数等に
とらわれる方もいらっしゃいます。
どうしても費用を安く抑えたいので、内容にも、葬儀社にも
こだわらないので、とりあえず費用の安いところを紹介して
ほしいとおっしゃられる方もいらっしゃいます。
ただ、私はどんな場合であっても、私は必ず良い葬儀社、
担当者との出会いなしには、満足いただけないことを説明します。
そのことにご納得いただけるように真剣に、本気でお話しします。
ほとんどの方が最終的には私の話に耳を傾けていただき、
葬儀社とお会いいただくことになることが多いと感じています。
私はご紹介する際に自分の家族の、特に母の顔を思い
浮かべます。
母に万一のことがあり、そのときに葬儀をお任せできるか
どうかを考え、同じ思いでご相談者様に葬儀社をご紹介できるか
どうかをそれを基準にご紹介をしています。
良い葬儀社に出会っていただくには、電話でお話しをされた
だけでは中々難しい面があるのではと考えております。
実際にお会いされ、お話しされ、人柄、考え方も見極めた上で、
この人になら、ご自分の愛される人の葬儀を任せて良いと
判断された段階で決定されれば、お決めになられるのが一番
ではないかと考えています。
私共が提携しているいずれの葬儀社もその条件を満たして
いることをお約束いたします。 傳
(2007年08月06日)
お寺でのご葬儀に伺いました。
駅の近くで、周りには大きなマンション。
電車の音が時折聞こえる、そんな場所に
ありました。
お寺さんはそんな近代的な場所なのに
やはり趣があり、
その物静かな佇まいには癒されます。
ご親族だけでのご葬儀でした。
入り口の引き戸を開けると、
立派な花祭壇。
葬儀社さんがご喪家の方に故人様の
好きだった事や好きな色などを
じっくりじっくりお話を聞いて創られたそうです。
お花でいっぱいの祭壇の前でご親族が和やかに
お話をされていました。
ご挨拶の後また外に出ようとすると、
そこに簾がかかっていました。

簾に一輪挿しがひっかけられており、
そこには愛らしい夏の花。
とても涼しげで風流です。
「これはお寺さんのものですか?」と
葬儀社さんに尋ねてみると、
「幕を張ると暑いし、圧迫感があるから、
簾にしたんです。」
との事。
ご遺族のお気持ちやご希望を反映し、
細やかな心配りをするその姿勢に
頭が下がる思いでした。
田舎の夏の縁側を思い起こさせる
優しい風景でした。
宮
(2007年01月29日)
先日北斎場での葬儀にお邪魔いたしました。
この斎場の中式場は2つの式場が横に並んだ構造になっており、
弊社紹介のご葬儀が左側の式場で行われました。
1時間の時間差で行われていた隣の式場でのご葬儀は早々と出棺され、
こちらの葬儀が始まる前から片付けが始まりました。
「ガタ、ゴト。」少し耳障りな木箱を石の床に置く音が聞こえてきました。
そのときはまだ開式まで少し時間があったので、あまり気にはして
いなかったことと、葬儀社それぞれの事情もあり、急いで撤収をしないと
だめなのであろうとは思ってはいましたが、導師様が入場されて、
席に付かれる頃になって、片付け作業の音が一層あわただしくなり、
さらに大きくなってきました。
「ドタン、バタン、ズズーッ」と祭壇の台のトラックの荷台に乗せる音が、
共通のエントランスホールを通じて、響いてきます。
式場の入り口付近にいた私は、導師様の読経が聞こえなくなるくらいの、
あまりにひどい騒音です。
あまりのひどさに、社員の方や献茶の方が、注意をしに行くという始末でした。
それでも音は収まるどころか、一層ひどくなるといった状態で、その様子に
怒りを通り越して、あきれてしまったような次第です。
本当に人の最後を扱う人間の行為なのでしょうか。
いくら自社の施行葬儀が終わったからといって、隣では同じように大事な人を
見送り、愛する人と最後の時を過ごしているのです。
この葬儀社は費用が極端に安いことを売り物にしているそうで、
費用の安いことに満足される方もいらっしゃるとは思いますが、
本当に大事なことを忘れているようなそんな印象を持たざるを
得ません。
こんな無神経な人間が、本当に愛する人のお見送りを
お手伝いできるのでしょうか。
私であれば、親族や家族の葬儀を行う際にこのような
心無い行為を行う人間に、葬儀社には、愛する人間のお見送りに
関わってほしくないと思います。
また、会葬中の方も隣の葬儀社の無神経な片付け方を見て、この葬儀社に
頼みたいとは思わないはずです。
弊社の紹介する葬儀社も、費用の平均金額を見ると、かなり抑えること
可能となっていますが、決して費用が安いことが提携する条件ではありません。
私共は必ず担当者を面談し、人柄や考え方を確認した上で、
必ず見積書から請求書まで目を通し、現場に出向き、葬儀の内容を確認し、
また弊社の理念に共鳴してもらえた葬儀社とだけを提携しています。
そういった志の高い葬儀社が、故人様を満足のいく形で見送りたいという
ご相談者様、ご喪家のことを真剣に考え、実践した結果、弊社の紹介する
葬儀社の費用がおさえられているということなのです。
葬儀に不安を感じた折にはぜひご連絡下さい。
良心的な、ご満足いく葬儀を行う、
私共が自分の家族の葬儀や愛する者の葬儀をお願いできる、
そんな葬儀社を責任を持ってご紹介いたします。 傳法
(2006年10月21日)
先日、労働問題を専門にされている方やNPOの代表の方、
お寺の住職さんらが集まる研究会に参加し、意見交換させて
いただく機会がありました。
そこで、葬儀サポートセンターのことをお話させて
いただいたのですが、ある方から、
「現在は、人の人生にあまり関与したがらない世の中。
なのに、葬儀サポートセンターのスタッフは
仕事とはいえ、身内の死を迎えるという他人の人生の
重大な時期に関与してる。
さらに、若いスタッフが臨んでいることが興味深い。」
とおっしゃっていただきました。
確かに、葬儀を迎えることとは人生において大きな節目の
一つであり、価値観の変化の時でもあります。
そうした時に、ご相談をいただく・・・
葬儀の相談には、知識や経験も必要ですが、それだけ
ではなく、強い責任感と人間性が求められることでも
あると改めて痛感しました。
応援してくださる方々に感謝するとともに、
期待を裏切ることなく、高いプロ意識を持ち、
真摯に仕事に取り組まなければならないと
心を引き締めました。岩
(2006年09月01日)
みなさんは葬儀社さんに対してどんなイメージをお持ちでしょうか。
暗い?取っ付きにくい?伏し目がちである・・・??
葬儀業界も大きく変わろうとしています。
そんな中で、大きく2つの葬儀社に分かれていると思います。
(1) 昔のままの葬儀をしている葬儀社
(2) 変化を取り入れ、必死に工夫している葬儀社
当センターで提携しているのは(2)の葬儀社さんです。
時代は進み変化しています。
同じことをしていれば、必然的に、立ち後れていくのみです。
今回、立ち会いしました葬儀社さんは、これまであまりされてなかった
御棺を囲んでのご家族でのお別れをご提案されました。
これからの葬儀は唯一の答えのないものになると思います。
他の人と同じで・・・というこれまでの葬儀ではなく、
ご家族がそれぞれの送り方を選ぶ時代になっています。
そういった多くの選択肢を提案をすることのできる葬儀社、
喪家様が口には出さないが潜在的に思っている思いを
具現化する葬儀社さんが選ばれると思います。
「死」にたずさわる葬儀社さんは、尊敬すべき人、
プロ意識を強く持った人が多くいらっしゃいます。
そういった葬儀社さんと巡り会われることで少しでも
ご不安が軽減されますよう・・・ 岩

(2006年07月12日)
ご紹介させていただく葬儀社さんにも
いろいろなタイプの会社がございます。
私どもはご相談者様のご要望にあわせた
葬儀社さんをご紹介させていただくように
努めておりますが、どの葬儀社さんにも
共通する点がございます。
「納得していただける葬儀を追求する」
この点におきましてはどの葬儀社さんにも
共通のおもいがあり、そのおもいが日々の
お仕事振りで感じられます。
まだできることがあるのではないか、
という姿勢で式中もいたるところに目を配り、
自社のサービスに対して常に追求されている姿を
よく拝見させていただきます。
タイプは違うといえども、葬儀に対しての
プロ意識の高さはどの葬儀社さんにも頭が
下がるおもいです。
ご相談者様のご要望にあわせて、そのような
志の高い葬儀社さんをご紹介するという自分の
責任の重さを感じながら、私自身もご相談者様
へのサービスを追求し日々精進してまいります。(こ)
(2006年07月06日)
その葬儀社の社長は「自分のサービスは客との勝ち負けや。
ここまでやったら、俺の勝ちやと思えるところまでとことんやる。」
といって、その道具を見せてくださいました。
「アテンダントサービス」と書かれたプラスチックの
衣装ケースの中には、ハンガー、数珠、手袋、筆ペン、
不祝儀袋、ネクタイ、薬箱等のグッズ類と
その他葬儀の当日にご喪家や会葬者が
お困りになられた際に対処できる数十種のグッズ類を、
そして箱の外には、傘立てと傘が50本用意されていました。
ホテルでのお別れの会を行うときも、
集会所や自治会館で行うときも、
ご自宅で行われる家族葬であっても、
均等に同じサービスを提供できるように、
必要と思われるまた今までの経験の中で
発生した会葬者の方々から様々なご要望に対応しているうちに、
今のような数まで増えてしまったとのことでした。
どうしたら、少しでも全ての会葬者の方々に
ご不便を感じてもらわず、全ての会葬者の方々に
無料で提供できるようにと、社長とスタッフの皆さんが
知恵を絞り考え出したそうです。
「恐れ入りました。そこまで考えるものなのか。」
それが私の印象でした。
ここで取り上げたグッズ類なら、用意をされている葬儀社さんも多くあり、
特別珍しいわけではありませんが、実はここで書くことが
出来なかった部分のグッズが素晴らしく、他の葬儀社さんにはない
品揃えになっているのです。
この部分は企業ノウハウの部分でもあり、公開することは出来ませんが、
このサービスを考え、実行している社長さんそしてスタッフの方々の
たゆまぬ向上心、そしてどこまでも葬儀においていかなるサービスの提供を
徹底できるか、如何にご喪家の気持ちとなってそのサービスを
提供できるかの意識の高さを感じました。
「プロフェッショナルとしての誇りを胸に仕事に取り組んでいる。」
まさにその言葉が裏付けられる姿勢、そしてそれを徹底している
社長さんの見識の高さに改めて敬意を表する思いでした。
個人的な考えですが、自分の愛する家族を見送らなければいけない時には、
この社長さんのように、意識の高い葬儀社、そして担当者の方にお願いが
できれば間違いはないと感じました。
やはり私共が提携させていただく葬儀社の方々は、
全て同じく葬儀に携わる仕事に対する高い意識と
真摯な姿勢を持っておられます。
そして、私共の理念である「葬儀の不安のない社会の実現」に向け、
日々努力されています。
私共相談員も皆様のご相談に対応する時には、
ご相談者の立場に立って、その理念がゆらがないよう、
プロフェッショナルとしての高い姿勢と意識を持ち続け、
ご相談者様のご不安を、悩み事を少しでも和らげることが
出来るように精進・努力を惜しまず、
日々取り組んでいきたいと考えております。 (傳法)
(2006年06月27日)
6月の初旬、雨の日の現場確認でのことです。
入梅を告げる豪雨が大阪の街を覆い、アスファルトの街は
河と化していました。
この日の現場確認で訪問させていただいたのは、大往生で
生涯を閉じられた御母堂をお見送りになられるお式でした。
私が事前の見積書確認の際に、故人様とご相談者様のお名前を
間違えてしまい告げてしまい、非常に不快な思いをされると
なってしまいました。
そのときの電話でもあまり気にされた様子ではなかったのですが、
よろしく思われていないないことは想像に難くありません。
ご逝去の知らせが届いた時にどうしても一目お会いをして、
どんなお叱りを受けようとも故人様、ご相談者様に、非礼を
一言お詫びしたいと考えていました。
「こんな大雨の日にわざわざすみません。私は何も気にしていませんよ。」
私のお詫びの言葉に対してのご相談者様のお答えでした。
緊張の糸が解けていく、そんな状態でした。そして現場確認と
写真撮影、そして故人様への焼香の許可を願い出ると、寛大にも
快く笑顔でお許しをいただくこととなりました。
この日のご葬儀はご相談者様のご希望で、故人様のお住まいの
大阪市内の自治会館で行われました。
この建物は葬儀専用の建物ではなく、地域の交流を目的とした
集会所であり、決して葬儀をする場としては、都合の良い建物では
ありません。
しかも正面からの搬入が禁止されており、また会館近くがこの6月
から施行された改正道路交通法の最重点地域ということもあって、
搬入車の駐車も制約があり、式場での祭壇の設営等に非常に
困難が予想されました。
しかも朝からの雨で、路面が濡れており、ただでも気を使う搬入に
さらに神経を使わなければいけない状況となっていました。
「どんな雨でもお棺は一切濡らさない。」
葬儀社の担当者の方の一言にプロフェッショナルとしてのプライドを
感じました。
お棺を濡らさないために専用のカッパを用意され、その上でさらに
搬入の担当者の方が最大限気を遣うことで、雨粒ひとつもお棺に
落ちることはなかったそうです。大切な人を送る葬儀だからこそ、
大事な儀式だからこそ、そこまで気を使いますという担当者の、
そしてその葬儀社の姿勢をそこに感じ取ることが出来ました。
また、この会館は裏手に記帳所を設けるしかなく、一般会葬者の
方にはそこから式場に入り、焼香を行っていただくのですが、
この日の天候がますます大荒れになり、激しく落ちてくる雨水が、
会館と記帳所を繋ぐ雨よけのテントと会館の間から雨漏りが発生し、
焼香される方が濡れてしまう可能性が出てきました。
通夜の開始が迫っており、ぎりぎりの選択でスタッフの方2名が
隙間から流れ落ちてくる雨にずぶ濡れになりながら、テントの端を
針金で結び、雨の侵入を防ぐべく奮闘していました。
そこには会葬者を濡らしてたまるかという必死な思いが読み取れました。
開始3分前にお二人の奮闘が実り、雨水は見事に流れを変え、
雨漏りは止まりました。
親族の焼香が終わり、一般会葬者の焼香が始まりました。
スタッフの方の奮闘のおかげで、会葬者の方は一人濡れることもなく、
やがて導師様の読経が終わりを告げました。
晴れた日であれば、おそらく見ることは出来なかったであろう、
葬儀社のスタッフの取り組み方を目の当たりにし、また晴れた日
であるなら、私の失態も許していただけなかったかもしれない、
こんな雨の日であるからこそ、勉強できること、感じ取れることも
あるのだと一人思いを深めたのでした。
きっと何らかのご縁でお通夜に立ち会うこととなった故人様が、
激しい雨の日をお選びになって、私のへまを許していただける機会を
与えてくださったのだと思わずにはいられませんでした。
故人様のご冥福をお祈りいたします。 (傳法)
(2006年04月18日)
夜の10時くらいのお電話だったでしょうか、
お母様が亡くなられたと、至急でご相談をいただきました。
状況や葬儀に対するお考えをお伺いし、ご要望に応え
迅速に対応のできる葬儀社さんをご紹介させていただきました。
当センターでは、ご葬儀を終えられた方皆様に、
アンケートをお願いしておりますが、
今回、ご相談いただいた方から、葬儀社さんに対して
とても評価の高いアンケートをご返送いただきました。
「非常に親身になって相談に乗ってくださり、
何より遺族の立場になって提案してくださいました。
○○さんの対応は暖かく、適切でした。」
対応が暖かだったとの評価は、葬儀の対応として、
素晴らしい評価だと思います。
当センターが提携する際に、一人一人担当者と
お会いして提携をしているのは数値では計れない、
人間性の部分まで出来る限り把握しようと
努めているからです。
個人的な考えですが、良い葬儀担当者に欠かすことの
できない条件の一つが、
「やさしさ」ではないかと考えています。
やさしい人でなければ、不安な気持ちを感じ取ることは
できないですし、何かを提案しようという思いも
生まれてこないと思います。
やさしく、そして仕事に対して高い見識を持つ、
そんな担当者をご紹介できるよう、これからも
努めていきたいと思います。岩
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12/1/31現在(03/7/16〜)
