> 納得できる葬儀を実現できる世の中にしたい!!という信念の元、日々悪戦苦闘しています。
(2010年01月27日)
最近、「直葬」という形式で葬儀をされる方が増えています。
「直葬」というのは、病院から遺体を直接、
火葬場にある安置所やその他の利用可能な安置施設に
お寝かせをして、1晩~数日経った後に火葬場にお連れをして、
火葬をするという葬儀のあり方です。
※誰かが亡くなった時には、特別な事情がない限り、
死亡してから24時間を経過しないと
火葬をするのは認められていないので、
亡くなってすぐに火葬はできません。
直葬が支持される理由は、葬儀費用を抑えられること。
また、儀式的なものを省いてお別れをしたいという
故人様や、ご家族の意思を叶えられることです。
また、「家族葬」という、ご近所の方や知人の方に
広く呼び掛けをせず、極々少数の親しい方のみで、
通夜・告別式をするという形式の
ご葬儀をされる方も増えています。
こちらも、多くの方をお呼びしてのお式と比べて
費用が抑えられる点や、
参列者への気遣いや接待等の負担を軽くでき、
ご遺族の方がお別れに意識を集中できる点が、
支持されている理由です。
お世話になった方みなさんをお呼びする従来の形式も含め、
どの形式が正しいということはなく、
それぞれの特性を理解した上で、
一番、ご自身の要望に合ったご葬儀の形を
選ばれることが大切です。
先日、「直葬と家族葬の間くらいの葬儀がしたい」
という方からご相談をいただきました。
なるべく費用を抑えたいけれど、
病院から安置所、そして火葬場と搬送をして、
ほとんどお顔を見てお別れの時間をとれない
直葬をするのは忍びない。
一方で、お通夜と葬儀・告別式という形で、
式次第に沿って儀式をするのも堅苦しすぎる。
儀式的な形をとらなくても、
時間をとって故人と気持ちを向き合わせる時間が
あれば良いから、そのような簡素なご葬儀はできないか。
それが、そのご相談者様のご要望でした。
また、自分たちの考えは、世間一般から外れていて、
こんな考えは間違っているのかというご心配もされていました。
全く、間違っていません。
そもそも、「知識が足りない」ということはあっても、
「こういうお別れをしたい」という一人ひとりの意見に
間違いというものは存在しないのです。
ご逝去をされてから火葬場への出棺まで、
ご自宅や式場に遺体をご安置をし、
お別れをされたい方が好きな時間にそこへやってきて、
思い思いに言葉を交わしたり、
棺にお手紙や想い出の品を入れられる。
宗教者も呼ばず、食事も出さずに、
ただBGMを流して時を過ごすだけ。
そのような形式のお別れもあります。
ご葬儀について事前に調べられる方が増えると共に、
「直葬」や「家族葬」という言葉に対する認知度も
上がってきています。
それによって、必ずしも費用を沢山かけて、
大きなご葬儀をする必要はないということを
知る方が増えるのは良いことなのですが、
一方で、事前に情報を得た方の頭の中で、
「葬儀とはこういうものなのだ」という
縛りが生まれてしまうという弊害もあります。
基本的な会場設営のパターンや流れ、
宗教的しきたりなど、ご葬儀には
一定の型(かた)にはめて説明をしたり、
実際の進行をする場面が多くあります。
「直葬」や「家族葬」という言葉も、
葬儀の説明をしたり、イメージを共有する上での
便利な「型」に過ぎません。
しかし、型というのはあくまでも、
役に立つから利用するのであり、
はじめから型ありきで自分の考えを
そこに合わせる必要はないでしょう。
物理的にできることの限界はある以上、
実現できないご要望もあるかもしれません。
ですが、まずは自分の気持ち、自分のしたいことを
しっかりと主張して欲しいと思います。
その気持ちをしっかりと受け止めて、形にするのが、
私たちや葬儀社さんの仕事です。
「葬儀社に電話をして相談をしたけれど、
自分の考えはおかしいと言われた」
「そんなことは普通ではやらない、できないと言われた」
そんな風に、自分の思いを聞き入れてもらえず、
辛い思いをした方からも、
当センターではよくご相談をいただきます。
その中には、たしかに現実的に難しい要望を
持たれている方もいらっしゃいますが、
大半は葬儀社の都合で、葬儀社の型にはまった
葬儀を提案された方がほとんどです。
当センターで提携をしている葬儀社は、
そういった、難しい要望を持たれている方、
強い気持ちを持たれている方ほど、
誠意を持って対応をしてくださいます。
「そんな難題を持っている方でしたら、
いつも以上にやる気がでます」
「その方は、うちで引き受けないと。
どこの葬儀社でもきっと相手にしてもらえないでしょう。
ぜひうちでやらせてください」
困っている人を放っておけない、
本当に心優しい葬儀社さんは存在します。
繰り返しになりますが、ご相談者様のの気持ちや考えを
しっかりと受け止めて、形にするのが、
私たちや葬儀社さんの仕事です。
迷った時、不安を感じた時には、
いつでも当センターまでご相談ください。
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