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半分に聞いておきます

サポートセンターがご紹介する葬儀社の担当者の方々は
前もっての相談から、葬儀が終わって、
四十九日の後飾りを引き取りに伺うまでの間に
かなりの時間をご家族と過ごします。

葬儀が決まった後の打ち合わせなども
時間をかけて説明や確認をし
安置の間はご遺体の様子をみたりドライアイスを交換に毎日伺います。

そして、ご家族の話によく耳を傾けて
質問にも丁寧に答えてくださるので
ご家族はだんだんとその担当者さんに親しみを感じるようです。

葬儀を終えた相談者の方に
お仏壇のことで電話をさせていただいたときのこと。
お話は葬儀を担当したSさんのことになりました。

「本当にSさんは良い方で
 家族みんなですっかり大ファンになってしまって
 家族中でSちゃんと呼んでいました。
 葬儀のことでわからないことがあると、これもSちゃんに聞こう、と言って」

相談者の方があまり嬉しそうにおっしゃるので
私も嬉しくなり
担当者のSさんに電話で「大絶賛されてましたよ」と伝えると

「ありがとうございます。
 でもお褒めの言葉は半分に聞くことにしているんです」

なぜ半分に?

「誉めていただくのはとてもありがたいと思っているんです。
 でも、葬儀はそれほどしょっちゅうあるものではないので
 実際には比較はできないと思うのです。
 ほかのもののように、厳しい比較のなかで
 誉められるのとは違うと思うので
 誉め言葉は半分くらいに思うのがちょうどいいのです。

 それに、本当はひとつくらいはよくないと思っていることも
 あるかもしれません。
 でも、他のことで満足していたら、よくやってくれているし、と
 たぶん言わずに我慢してしまうと思うのです。
 だからすごくいい葬儀だったとご家族がおっしゃっても
 ちょっと差し引いて考えるようにしているんです」

私たちがいつ連絡しても、どんな方を紹介しても
いつでも本当にすばらしい対応をしてくださる担当者さんなのですが
そんな方だからこそとも思えるこの言葉。

常に最善を尽くしつつも
自分に対する厳しさをもち
謙虚な態度と客観的な見方などができる方だからこそ
これほどの誉め言葉をいつもいただけるのだと改めて思います。

それは私たちサポートセンターのスタッフにとっても
ずしりとひびく言葉です。

大矢

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