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愛する人を亡くしたら

愛する人や家族を亡くすということは
自分に苦しみと悲しみを感じる脳みそと心だけを残して
あとの体も体温もごっそりと取っていかれたような
辛くて苦しくてむなしくてたまらない、
いつ終わるか分からない時間を
与えられることではないでしょうか。

でも、どんなに悲しく苦しい「死」でも葬儀(せめて火葬)は必要なので
誰しもが葬儀については事務的にでも通らないといけないプロセスです。

私たちは、できるだけ冷静に
その方にとって一番適切な葬儀についてのアドバイスと
葬儀社の紹介をさせていただいています。

そして、ご相談いただいた9割以上の方がご納得されて
お礼のお言葉をいただいており、
当社で提供するサービスは、価値があることと自負しています。


けれど、個人的にずっと思っていたのは
愛する人を亡くす立場の人にとって、とても必要なのは
愛する人が死ぬ、と知ったときの心の苦しみの行き場
葬儀のあとの心の苦しみの癒し場ではないかと思うのです。

似た人を見ると、ありえないと分かっていながらも、
なんだ、生きてるじゃないと追いかけては
違うと分かったあとの空虚感。
そのあと、なんで自分は生きているのかな、と思ったりします。
時間が癒すといったって、いつのことか、と
精神的に不安定になることも当たり前です。

この心を支えることを、グリーフケアと呼びます。

グリーフケアには色々な形があり、団体もありますが、
宗教による癒しもそれにあたります。

ご自身で宗教がある場合は良いのですが
特定の宗教がなく、お寺での供養や心の救済を考えたい人のための
安心できる団体として、当社も後援している
「寺ネット・サンガ」という団体が発足し、整いつつあります。

私は、今年からボランティアとしてそちらにも関わっていきます。
仏教本来の役割である、人の心の救済を真剣に考える僧侶の方々が、
「生きることと死ぬこと」に向き合い
誰しもがよりよい人生を送り、死への心の苦しみを少しでも和らげるための
団体を目指しています。

殺伐とした、人と人のつながりが希薄な時代だからこそ
このような団体は必要と思いますし
草の根から広がって、少しでも温かく、明るい社会への変革の
さきがけになれたら、と思います。

葬儀という実務では、一層の質の向上を目指しつつ、
葬儀サポートセンターがお手伝いをしていくつもりです。

心については「寺ネット・サンガ」が力になれればと思います。
どなたでも参加が可能で、年内にはセミナーもはじめます。
(私がいたら、お声をおかけくださいね。佐藤)

※今回のブログの一部は私個人と身近な人の経験談をもとにしています

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