> 納得できる葬儀を実現できる世の中にしたい!!という信念の元、日々悪戦苦闘しています。
(2008年10月06日)
ご高齢のお母様を心配されてのご相談でした。
菩提寺さんが遠方におられ、
知らないお坊さんにご葬儀のときだけ来ていただくのも
抵抗がおありでした。
菩提寺さんとも事前にお話をされ、
納骨のときに戒名と読経をいただくことになり、
お式は無宗教で執り行うと決められました。
費用を抑えてシンプルに、とお考えでしたが、
読経のない、お身内数名様だけでのお別れに
寂しすぎるのではないか、と不安も持っておられました。
無宗教のお式ではお手紙を読んだり、
音楽を流したり、といったことをされるかたも
いらっしゃいます。
しかしながらこのかたは
送られる側もご高齢、ご家族もそれぞれいい歳だから、と
演出をしたり、セレモニーのようにするのも
なんだかしっくりこないと
何度かメールでやりとりさせていただき、
ご紹介した葬儀社さんと事前にお話いただくことになりました。
葬儀社の担当者さんと
万一の流れからお式についてもじっくりご相談され、
「安心しました」と仰いました。
最初のご相談から数ヶ月後、
ご逝去の一報があり、西宮市でのお通夜に伺いました。
事前の打ち合わせどおり、
式場の和室にご家族数名様。
故人様を囲んでくつろいでいらっしゃいました。
葬儀社の担当者さんからのご提案は
演出などはせず、ご家族の手で故人様を納棺して
差し上げるというものでした。
ピンクのお花を飾り、こじんまりとしつつ愛らしい祭壇の前には
ふたの開いたお棺。
開式の時間になるとご家族が故人様に話かけながら旅支度をして、
皆さんの手で丁寧に故人様をお棺に納めました。
そして故人様の近くで
ゆっくりお食事をされました。
ご心配されていた寂しい印象などまったくなく、
じんわりと想いが伝わる
静かで優しい時間でした。
宮内
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