> 納得できる葬儀を実現できる世の中にしたい!!という信念の元、日々悪戦苦闘しています。
(2008年09月23日)
開式の少し前に来られたそのかたは
式場内には入らず、ロビーの片隅に座っていらっしゃいました。
やがて読経が始まり、
ご親族からお焼香が始まりました。
そのとき、そのかたがそっと尋ねて来られました。
「お通夜は何時までですか?」
お話を伺うと、お仕事中に訃報を聞き、
喪服に着替える時間がなかったので、
そのまま平服で来てしまった。
他のかたは皆さん喪服なので、失礼になるかと思い、
一度着替えに帰る時間があるのかを確認されたかった
ようでした。
葬儀社の担当者さんやスタッフのかたに
「急なことですから、お気になさらず」と
促され、申し訳なさそうに焼香の列に並ばれました。
喪主様は会葬に来ていただいたかたに
立礼をしておられました。
仲の良いご友人であるそのかたの姿を見つけた途端、
喪主様の目に涙が溢れました。
お通夜は本来、平服で行くものとされていました。
最近では、告別式に行けない人が、
通夜に弔問する場合が増えてきており、
喪服で弔問する人が増えています。
喪主様は来てくれたことそのものが嬉しく、
心強かったことと思います。
故人の死を悼み、ご家族を思いやるお気持ちが
十分に伝わる出来事でした。
宮内
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