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消費者の心理

我々は日々、消費者として生活をしています。

りんごを買い、洋服を買い、電気料金を払う。

そこで、消費者としての心理にあるものが「だまされたくない」もしくは「だまされないぞ」です。

社会主義経済で統一された価格ではない、自由主義経済の日本ですので、会社やお店ごとに価格はさまざま、サービスもさまざまです。まさに、玉石混交。

購入や契約をするときに、その商品やサービスについての情報を100%入手し、理解することはほぼ不可能といえるでしょう。

しかし、人は日々、消費行動を行っています。

どこかで「疑う気持ち」から「信じる気持ち」に変わる瞬間があります。その臨界点を超えたときに「よし、買おう」となります。


さて、葬儀。

葬儀もサービスを受ける消費行動には間違いないのですが、臨界点がとても高いといえます。つまり、信じる気持ちに変わることが難しい業種です。

理由はいろいろとあります。
・どれだけ説明を受けても喪主になる経験が少ないためよく分からない
・事前にサービスをお試しのようなかたちで受けることができない
・リピートがあまりない
・周りに相談がしづらい
・積極的に受けたいサービスではないため

しかし、万が一を迎えたときには、葬儀を依頼しなければなりません。そのため、事前相談が最近は増えていますが、「調べれば調べるほど分からなくなる・・・」という声を良く聞きます。

これまで5年余り葬儀サポートセンターを運営して思うことは、費用面や見積もりだけをどれだけ突き詰めても、この「信じる」という臨界点は超えないと考えています。

しかし、葬儀の担当者、つまり「人」を見て判断しようとした場合は、「だまされないぞ」という気持ちの解消が早くなるのではと思います。

つまり、葬儀社は人(担当者、社員)を見て判断される時代を迎えています。まじめに、消費者にウソをつくことなく仕事をしている葬儀社にはいい時代を迎えます。

一方、資本は大きく、組織や仕組みは狡猾であるが、人を歯車のようにとらえている葬儀社は選ばれなくなっていきます。

そんな時代の過渡期を生きていると思っています。


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