> 納得できる葬儀を実現できる世の中にしたい!!という信念の元、日々悪戦苦闘しています。
(2008年04月15日)
この4月、結婚式に参列する機会がありました。
仕事柄、いろいろな部分で結婚式とお葬式を比較してしまいます。
歓喜の結婚式と、悲しみのお葬式・・・違いは大きいですが似ているところもあります。
どちらも脈々と受け継がれてきた人生の節目の儀式であり、その国固有の文化が表されていると思います。
また、その変化も、合わせ鏡のようです。
結婚式は、一昔前のような大きな披露宴は少なくなり、親戚と身内中心の小規模なものになっています。
お葬式でも同じように「家族葬」という言葉に象徴されるような規模の縮小が起こっています。
業界として、お葬式の変化は、結婚式の変化の5年(3年?)後を追いかけているとも言われています。
立ち返って考えてみますと、結婚式は二つの「家」が新たな関係を築いていくことを伝える場。お葬式は「家」からのある個人の離別を伝え、その離別を乗り越えて「家」を保持していくことを伝える場。
どちらも「家」という概念が根底にあります。しかし、現在、少子化が進み「家」を構成する人数が少なくなり、また個々人の居住地が分散しています。今後、ますますその傾向は強くなります。
最初に述べたように、どちらも大切な文化だと思っていますが、その文化を継承することが難しくなっていくでしょう。
しかし、状況の変化以前に、その意味を問うことのない形骸化した文化の継承は、早かれ遅かれ衰退します。
葬儀という仕事にたずさわるものとして、「なぜ葬儀をするのか?」という問いにしっかりと向き合い行動を起こしていかなければ、と式に立ち会うたびに思います。
岩
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