> 納得できる葬儀を実現できる世の中にしたい!!という信念の元、日々悪戦苦闘しています。
(2008年02月28日)
先日、事前の段階からご相談を受けていた相談者様のお式へ伺わせていただいました。
一番最初のご相談を受けたのは、ご心配されていたお父様がご逝去なさる1ヶ月前で、ご親族様のみでお見送りをされたいとのお考えをお持ちでした。当初は約10名様でのお式と伺っておりましたが、式の直前になり、息子である相談者様お一人でお見送りをされるということで進めているということを葬儀社の担当者さんよりお聞きしました。
私自身、会葬者が喪主様のみというお式に伺うことは初めてのことで、どのような対応になるのかをうまく掴めない部分もあったのですが、実際のお式は通常のお式と全く変わりなく、お父様への尊敬の念に溢れた、とても暖かいお式でした。
会葬者様がいない分、相談者様はお焼香の際たっぷりと時間をかけることができます。よく見るお焼香の姿というのは、後の会葬者様のことも考慮してどうしても流れを重視してしまうというものですが、(もちろん、お式を滞りなく行なうためにこちらもとても重要なことです)今回は、故人様のご遺影に向かって心ゆくまでその場に立ち留まる相談者様の後ろ姿がとても印象的でした。
最後のお別れの儀の際は、祭壇一杯のお花をお一人で全て入れきるには少し量が多かったため、葬儀社の担当者さんや、お寺の住職さままでも一緒になって、お花をお棺に添えられていました。
「この花はここに飾ろうか」
「全体にまんべんなくお花を飾ってあげましょうよ」
ここでも、心温まる会話が交わされており、お式は終始和やかに執り行われました。また、悲しいといった要素はほとんどなく、葬儀社やお寺も一緒になって、故人様を送り出している姿を見て、心にこみ上げてくる暖かな、不思議な感情を抱きました。
お一人でお見送りされることに何の抵抗もなく、むしろその相談者様の姿勢からお父様に対する尊敬と供養のお気持ちを多分に感じた、「葬儀」という儀式の本質を見たような、そんな心暖まるお式でした。
葬儀内容の多様化がどんどん進んできている中、人数や形式ではなく、「何のために葬儀を行なうのか」「どのようにお見送りすることがその方にとって最適なのか」お一人お一人の考えを尊重し、今回のような心暖まる葬儀のお手伝いを少しでも多くさせていただけたら幸いです。
島袋
(2008年02月25日)
家族葬という言葉を耳にすることがあるかと思います。
ご家族やご親族、親しい方を中心にお見送りされる
ご葬儀のことを広くそう呼びます。
私どもにお問い合わせいただく方も
「家族葬をしたい」と仰る方が非常に多くおられます。
先日お話をさせていただいた方は
「兄弟も多いし、皆結婚して子供も孫もいるし、
何十人にもなるのだけれど、これも家族葬なのかしら?」
と仰いました。
「家族4人だけの家族葬を考えています」と
ご相談くださった方もいらっしゃいます。
またある方は親しい方中心の家族葬をお考えとのことで、
おおよその人数を伺うと、
「親戚は40人くらいで、ご近所さんの
仲のよい人も来るから全部で100人くらい」と
仰います。
お考えの人数ひとつとってもこれだけ捉え方が異なります。
家族葬だからといってこれをしなければならないといったことが
あるわけではなく、明確な定義や決まりはありません。
だからこそご家族の想いを伺い、感じとり、
その方に合わせた情報の提供とサポートを行うことが
求められると思っています。
宮内
(2008年02月23日)
「人生の身じまい」を考える勉強会を開催しました。
自分が万が一の際に
お葬式は・・・
相続は・・・
遺産分割は・・・
「自分が亡くなったあとは、子供たちが好きにやってもらえればいい」という声も多く、これまでは実際にそうなるケースがほとんどでした。
しかし、価値観が多様化している時代を迎えています。
尊厳死・・・家族葬・・・
10年前はあまり聞かれなかった言葉がメディアをにぎわしています。
選択肢が多い時代です。
「他の人と同じように」から、「自分にあったエンディングを考える」へと時代が変化しつつあるのかもしれません。
今回ご参加くださった方からも「これまであまり考えなかった、考えようとしなかったが、いつの間にか考えなければならない年齢になっている。知らないことだらけなので、少しでも知ったうえで判断したい」とおっしゃられていました。
・知ったうえで選択することと
・知らずに選択しなければならないこと
では、不安感が大きく異なります。
東京・大阪で、毎月定期的に開催している参加費無料の勉強会ですので、ご活用いただき、お葬式、エンディングについて考えを深めるきっかけになればと思います。

(2008年02月21日)
私たちがよく使う言葉「お葬式」。
この言葉のルーツをご存知ですか?
お葬式の「葬」は「はふり」と読みます。
「葬」には、放り投げるという意味が含まれています。
漢字のつくりは、真ん中に「死」があり、上に草かんむり、下には両手で支えるという意味の草かんむり。
昔の人は、亡くなった方を、よいしょよいしょと運んで、草の上に放り投げ、その上に草をかけたのでしょう。
漢字一つでお葬式の一連の流れを表していますね。
また「お葬式」の言葉そのものが、実は「葬儀」と「告別式」という二つの儀礼を合わせた略語であることはあまり知られていません。
葬儀の「葬」と、告別式の「式」を合わせた上に「お」を付けて「お葬式」。
では「葬儀」とは何でしょうか?
葬儀の「儀」は儀式のことを言います。
お葬式は実は全て、「儀礼」「儀式」を中心にとり行われています。
臨終の儀礼、納棺の儀礼、火葬の儀礼などです。
顔に白い布をかけたり、耳や鼻の穴をふさぐ儀礼は、今まで魂の入っていた場所に別の魂が入ってこないように、身体の穴をふさいで封鎖するという意味合いがあります。
さらに狭い木の箱におさめてふたを閉め、くぎを打ち、それでも心配だから土に埋めてしまう。
土に埋めたら大丈夫かと思っても、雨を伝わって別の魂が入って、もし起き上がってしまうと困る。
だからその上に重しをのせた。
丸い石より四角い石の方が安定していて良いですよね。
これが現代のお墓のルーツに繋がってきます。
これらは日本人の長い歴史の中から生まれてきた、目には見えない「習俗観」に基づいています。
日本人の習俗は、非常に長い時間を経て現代に至っています。
現代のお葬式のしきたりは、約1万年前、縄文時代の初めくらいから伝えられてきました。
仏教が日本に入ってきたのは聖徳太子の頃。6世紀です。
もともとあった習俗の意味づけに、日本人は仏教を利用したのです。
では、そもそも何故、お坊さんはお葬式に必要なのでしょうか?
それは「葬儀」という儀礼を果たしに来ているからです。
お葬式は当然ながら、人が亡くなった瞬間から始まります。
ご遺体を安置する、通夜を始め、告別式を行い、火葬場でお骨にして、埋葬する。
この後に仏式であれば、初七日法要・四十九日法要・・・33回忌法要(弔い上げ)などを営み、亡くなった方の魂をご供養していきます。
その間の亡くなった方の魂の供養を、責任を持って行う人が「喪主」と呼ばれます。
しかし、喪主だって33年間、供養し続けることは容易ではありません。
そこで喪主に代わって供養する人が僧侶であり、その魂の名付け親になるために「戒名(法名・法号)」を必要とするのです。
この一連の流れが「お葬式」なのです。
自分自身では気がつかないですが、日本人はかなり習俗の影響を受けた生き方をしています。
もともとの「お葬儀」の意味・ルーツも踏まえた上で、自分らしい葬儀、現代にふさわしい葬儀というものを考えてみてはいかがでしょうか?
(2008年02月18日)
葬儀サポートセンターのご紹介する葬儀社さんは
不可能な事情がない限り、打ち合わせから施行まで
決まった担当者さんにお願いしております。
先日宇治市斎場でのお式に伺ったときのこと、
ご相談者様はまだお若く、
喪主としてご葬儀をされるのは初めてとご不安もあり、
またしっかりご自分が故人様を送らなければ、
という想いの伝わってくる方でした。
ご家族と親しいご近所さんだけの
あたたかなお別れを選ばれました。
私が式場に到着したときには
喪主様であるご相談者様が緊張の面持ちでおられました。
ご挨拶申し上げると
担当者さんが打ち合わせ以外にも
細かく連絡を取ってくれ、ご自宅にまめに
訪問していたことを笑顔を見せながらお話くださいました。
喪主様の真面目なお人柄そのままに
厳粛にきっちりとお式は進行していきます。
読経が終わり、ご近所さんがお帰りになった後
担当者さんと談笑されながら
喪主様はこれまでで一番の安堵の表情を見せられました。
私たちは葬儀社名をお伝えするとともに
「担当者さん」をご紹介しています。
宮内
(2008年02月11日)
昔のように数人の子供たちで両親を見送るのではなく、
ひとりっ子のご夫婦が、それぞれのご両親4人を見送ることも
珍しくなくなりました。
故人様にお子様がおられず、
甥や姪の方が喪主になるご葬儀も多くあります。
先日お電話でご相談いただいた方は
切羽詰まったお声で
「老人を6人看ているんです」と仰いました。
お近くにお住まいではない方もおられ、
いったいどこで、何をどうすればよいのか。
ひとつひとつご説明させていただく中で
少しずつお考えもまとまり、
それぞれの地域に精通した葬儀社さんと
直接お話をしていただくことになりました。
当センターでは、ご相談者様、葬儀社、サポートセンターの3者が
同じ情報を共有し、ご相談いただいた方のサポートをしております。
葬儀社の担当者さんからお話した内容の
ご報告をいただいて間もなく、
ご相談者様からもお電話をいただきました。
「胸のつかえが取れたようです」
それは驚くほどに明るいお声でした。
費用のご心配ももちろんおありでした。
でも何より、話を聞いてもらえて、
的確なアドバイスがもらえて、
そのことからご自分がどうすればよいのかが
見えた瞬間だったように思います。
宮内
(2008年02月06日)
当センターではご葬儀のサポートをさせていただいた方に、
アンケートのご協力をお願いしております。
アンケートの結果については葬儀社さんとも共有し、
より良いサポートが出来るよう役立てさせていただくとともに、
今後ご相談者様にご紹介する際の
重要な指標とさせていただいております。
先日ご葬儀を終えられた方から
アンケートのご返送をいただきました。
深夜にお祖父様がご逝去され、
葬儀社のお心当たりがなく、
ご不安な中、当センターにお電話をくださった方でした。
アンケートには、ご紹介した葬儀社さんに対して
「心強かった」
「いいお葬式ができた」
などあたたかいお言葉を頂戴し、当センターに対しても
「電話してよかった」
とありがたいお言葉をご記入いただいていました。
葬儀後のご心配事についてのご記入がございましたので、
お電話でお話をさせていただくことにいたしました。
まずアンケートのご返送のお礼を申し上げると、
手続きから何から何までまったく分からない事ばかりで、
葬儀社の担当者さんが本当にありがたく、
頼りになる存在であったことをたくさんお話くださいました。
そしてひとしきり葬儀後のご心配事についての
お話をさせていただき、
お電話の最後、改めてお礼のお言葉を頂戴いたしました。
「○○さん(担当者さん)のことは
身内がひとり増えたみたいに思っているの。
くれぐれもよろしくお伝えくださいね」
葬儀社として適切なアドバイスをするだけでなく、
ご家族と同じ立場に立ち、
ご家族の一員としてその想いを受け止めることが、
本当に「親身な対応のできる葬儀社」には出来ます。
宮内
(2008年02月01日)
東京と大阪の葬儀を比較しますと、大阪の方が少し保守的かなと思うときがあります。
白木祭壇の割合や、花祭壇に対するデザイン性、お寺との関係性などにおいて、大阪の方が「昔ながら」という面が残っているように思います。
ただ、これはあくまで、傾向であって個々の葬儀社を見ますと、つくづく十把一絡げ、にはできないなと思います。
今回、大阪の寺院の会館で葬儀をされた方は、大阪では珍しく、モチーフのあるデザイン祭壇を選ばれました。
見ていただく方が早いですね。
こちら。

少し画像が小さいですが、花びらを模した祭壇です。
スケール感を出すために、意図的に非対称にするなど工夫をされました。幕の装飾にもこだわりがあり、祭壇とともに、式場内を洗練された空間に作りあげられていました。
もちろん祭壇のデザインは捉え方であり、好き嫌いのあるものです。
ただ、間違いなく言えることは、葬儀社の担当者は喪家様のために、何かできることはないかと必死に考えて行動され、ご要望に応えられました。花屋さんがあきれるくらいのこだわりを持って。
すべての方が望まれるというわけではないですので、できるかぎりご要望を聞いたうえで、葬儀社をご紹介する我々の相談力が問われます。
岩
(2008年02月01日)
葬儀サポートセンター大阪支部では
1月29日(火)に天王寺区の老人福祉センターにて
「お葬式について」セミナーを開催いたしました。
ちょうど1年前にも天王寺区老人福祉センターにてお話させていただく機会があり、
昨年に引き続き2度目の講演となりました。
あいにくの雨天の中、お集まりくださいましたたくさんの方々と、
いただきましたご縁に心より御礼申し上げます。
今回は
第一部「お葬式について」
第二部「エンディングノートと遺言書」
の2部構成でお話をいたしました。
第一部では
積み立てをしているから大丈夫?
お葬式の準備って?
お葬式の費用って?
お布施はどのくらい?
など当センターによくお問合せいただく事柄を中心に
実際のご葬儀のお手伝い事例などもご覧いただきながらお話を
進めました。
ご参加いただいた方からも積極的にご質問いただき、
活気ある時間を共有させていただきました。
第二部ではエンディングノートと遺言書の
それぞれの特性や、強みと弱みをご説明するとともに、
その法的効力にも言及しました。
エンディングノートを通して、
死を考えることで生を感じていただきたいこと、
エンディングの準備の行動を起こすきっかけに
していただきたいことをお伝えし、
これまでエンディングノートをご存知なかった方にも
「書いてみようと思う」といったご意見も頂戴いたしました。

ご聴衆の方々は私どもより人生経験の大変豊富な方々で、
恐縮する場面も多々ありながら
率直なご意見やご質問をいただくことで、
ご葬儀やエンディングに対しての意識や意思が強くなりつつある
このごろを改めて実感することとなりました。
「葬儀に対して不安のない社会をつくる」という理念のもとで
運営しております葬儀サポートセンター。
まだまだご納得のいかないことや、
知れば知るほどご不安になる場合も多いかと存じます。
そんな方たちのご負担を少しでも軽減できればと思います。
宮内
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