> 納得できる葬儀を実現できる世の中にしたい!!という信念の元、日々悪戦苦闘しています。
(2007年10月25日)
エンディングノートとは何を書き、何を伝えるもの
なのでしょうか。
単純に自分の思いを残すことだけではなく、
「伝える」ということに、そして「気づく」と
言うことにおいて非常に意味があるものと
考えます。
例えば、葬儀を考えた場合、ご家族やご親族の
考え方がひとつであれば、何の問題もなく進行する
ことになります。
しかし、ひとたび意見の食い違いが生ずれば、
諍いが起こり、そこには後味の悪い思いだけが
残ることになります。
これはおそらく亡くなられる方が一人であるにも
かかわらず、見送る側は複数であることから生じるもの
であると言えます。
送る側としては、少しでも故人様の意見や生前の
思いを反映させたものにしたいと考え、そこで意見の
衝突が生まれてしまう。
残されたものが想像や自分の面子にこだわるの
ではなく、故人様が明確に意思を示されたものに
基づいて行うことが出来れば、問題がおこったとしても
ずいぶんと軽減でき、後味の悪い思いをしなくて済むの
ではないでしょうか。
エンディングノートを書いていただく中で、
できればそういったことを「伝える」ことの意味や、
それに「気づく」ということを実感していただけるの
でないかと考えています。
私はご自身の思いを残していただくことで
次のようなことが可能になると考えています。
1)上記にありましたように、ご遺族間の意見調整や
諍いの仲裁という側面があります。ある意味では
残された家族に対する「思いやり」であったり、
「やさしさ」といったものであると考えられます。
2)エンディングノートはとりもなおさず、おのずと
「死」というものと向き合わなければいけない、そして
その準備を行うという行為を通して、「死」を受け入れ、
前向きに捉えることで、今を生きることに対して、
積極的にその意味を見つけようとするのではないかと
考えます。
3)自分の思いを伝えることで、自身独自のオリジナルな
葬送を実現することが可能になり、またそれはのでは
ないかと考えます。
4)残された家族や愛する人に対する感謝の気持ちや
メッセージを伝える、次世代に思いを継承していくこと
なるのだと思います。
そして、自分自身の思い出を書き残すことで、自分史を
残し、足跡を残すことになるのだと考えます。
エンディングノートを書く上で参考にしていただければと
思います。
傳法
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