> 納得できる葬儀を実現できる世の中にしたい!!という信念の元、日々悪戦苦闘しています。

トップページ > 現場確認日記 > 葬儀・地域・06京都

最後まであきらめない

20代くらいの女性から相談をいただきました。
ご家族が亡くなり互助会の控え室に安置をした。
親戚が会員になっている互助会で
提示された金額は払えない。
葬儀社に言われたものはすべてしなければいけないのでしょうか、と
お若いながらも、とてもしっかりしたお声でした。

静かにお別れしたい、という強いお気持ちでしたので
ご家族のお考えで変更できる点をご説明し、
葬儀社に予算を伝えて、
再度調整が可能かを確認いただくことになりました。

他の葬儀社に変えることができるか、というご相談もあり、
私たちから信頼できる葬儀社を紹介して、
お迎えにあがることも可能だが、
今の葬儀社が搬送と安置料を高額にすることがありうるので
もし対応があまりひどければ、
再度連絡いただくようにお願いしました。

その後、相談者様からすぐに連絡がありました。
キャンセルをしたいと申し出たら
式場も使わず祭壇も組まず、
親族控室からご安置室に向かってお寺様に読経いただくなら
祭壇料を差し引くといわれ
担当者から心無いことばも言われたそうです。
あまりにも配慮のない対応にご家族も疲れ、
当センターから紹介できる葬儀社さんとお話したいとのご要望でした。

ご紹介したい葬儀社さんに状況伝えると
費用は半額近くで十分なお式ができる、
手続きは自分が行ってきちんとした手順を踏んで
ご安置までかかった車両の費用とご安置費用を提示してもらって
適正な費用かも確認してきます、と言ってくださいました。

相談者様はその葬儀社さんに依頼をされ、
無事に安置もし直しました。
翌朝、相談者様からうれしいお電話をいただきました。
「本当にいいところを紹介していただいてありがとうございました。
費用も内容も思っていた通りになっています。
ずっと相談に乗っていただいて、本当にありがとうございました。
それだけいいたくて。」

前の日とはちがった明るいお声から
大切な方とのお別れにようやく、
しっかり心を向けられることができたようだと安堵しました。
通夜式にも伺い、ご希望とおりの
家族だけで静かにおくるお式に立ち合わせていただきました。

一度、依頼した葬儀社をキャンセルし
新しい葬儀社に依頼することは
ご家族にとってとても大変なことです。
それでも、相談者様は費用は抑えながらも
心をこめておくってあげたいという強い気持ちがあったからこそ
がんばれたのでしょう。
その諦めない姿勢に
亡くなられたご家族への思いの強さを感じました。

相談者様のお気持ちになんとか応えたい、
その一心でお手伝いさせていただきましたが、
同時に、相談者様の強さに私たちも勇気づけらました。
これからも、大切な人を思うご家族を
葬儀社さんと力を合わせてサポートしてまいります。

「京都・寺院での葬儀」

今回私は京都の浄土宗の四大本山のひとつである
寺院での葬儀にお邪魔いたしました。

以前塔頭での葬儀にはお邪魔したことはあり
ましたが、本山での葬儀となると、担当した葬儀社も
年に1、2度あれば多い方とのことでした。

大小2つの式場があり、小方丈が100名、大方丈が
200名収容可能で、苔むした庭と調和した、非常に
趣のある建物でした。

本堂を右手に望みながら、階段を上り、鴬張りの廊下
を左に進むと小方丈があり、伝統を感じさせる
白木祭壇と白菊を組み合わせたなんとも京都らしい、
余計な派手さはないものの、重みと上品さを感じさせる
ものでした。

  kyouto-otera1.gif

式場入り口の屏風にも余分な飾りはなく、少ない差し花も
センス良く配置され、粋を感じさせるものでした。

京都市内で商売をされていたという故人様の葬儀と
いうことで、仕事関係者も方もたくさん来られるのではと
いう予想もありましたが、同年代のお知り合いの方が
少なくなり、ほぼご親族だけの葬儀式と
なったとのことでした。

喪主様にご挨拶をさせていただいたところ、
「まさか浄土宗の本山での葬儀が行えるとは思って
いませんでした。父も非常に喜んでいると思います。」
というありがたい言葉をいただきました。

京都の寺院の事情を知り尽くした葬儀社のプロの
側面を垣間見ることが出来たのではないかと思います。

静寂の中、読経の声だけが響く、そのような印象のまま、
お見送りのときを迎えることとなりました。

ご親族のお邪魔にならぬようそっと手を合わせました。


お見送りの後、最寄の駅までの間しばし京都の町を
歩きましたが、某有名国立大やいかにも現代的な
飲食店や雑貨店が、歴史ある、由緒ある寺院と渾然一体と
なって、町を形成している。
改めて京都のなんとも魅力的な一面に気づくことが
出来ました。 傳


メニュー

最近のエントリー

2012年02月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      

月別アーカイブ